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【無料】証券投資は担当者をつけるべきなのか?

資産運用を始めようと思った時
1回は考えるのが

担当者を付けるのか付けないのか。

という問題だと思います。

ネット証券の方が手数料は安いけど
知識がないし調べるのがめんどくさいので担当者をつけたい。

そんな方結構いらっしゃいます。

実際、独学のみで資産運用をするのは結構難しいです。

しかし、対面証券会社の担当者は信頼できるのか?
という疑問もあると思います。

そこで今回は

対面証券会社の担当者は優秀なのか?

という目線で担当者をつけるかべきか否か
忖度無しで解説していこうと思います。


対面証券会社の担当者は優秀なのか


結論を言うと「優秀だが、個人差がある」です。


それを考える上での判断材料は以下の2点です。

・証券会社はどういう人が入社するのか?
・証券会社ではどういう能力が身につくのか?

それぞれ考えてみましょう。

証券会社はどういう人が入社するのか?

これに関してはもちろん様々な人がいますが、
仲の良かった人事に聞いてみたことがあります。

私「どういう選考基準だったんですか?」

人事「詳しくは言えないけど、陰キャ(暗い人)は落としたよ~」

つまり、ある程度明るくて話せる人が入社しているということです。

実際、支店にいる人は大体話しやすい人でしたし、
相談する際はしっかり話ができる人であることは間違いないです。

これは他の会社の内定者を見た感じ、
どこの証券会社でも共通なことだと思います。

また、学歴に関して。

東大京大、早慶、関関同立といった世間的に高学歴といわれる人たちが
多数在籍しており、
選考段階で、ある程度学歴で選別されている印象でした。

つまり、物事を論理的に考える能力が最低限備わっている人たちです。

まとめると

相談する時ちゃんと話せる
物事をある程度論理的に考えることができる

これらが基本的能力として備わっている人が
担当してくれるということです。

証券会社ではどういう能力が身につくのか?

伸びしろの部分ですね。
こちらも大きく2つあります。

①営業力がとても身につく

これに関しては様々な業界の中でもトップクラスだと言えます。

その理由は大きく以下の2つ

1つは、新規のお客様獲得のための営業がとてもきつい

既存のお客様とやりとりをする営業と比べ、
新規を獲得するための営業は何倍も難しくその分営業力が磨かれます。

知らない社長に名刺を破られたことがありますか?

電話した相手に、罵倒されてガチャ切りされたことがありますか?

こういうきついことを乗り越えるため、
能力もメンタルも鍛えられていきます。

もう1つは「商品」が決まってないこと。

車や家電商品等の形ある物を売るわけでは無く、
「これ」という商品がないのが証券会社の特徴です。

お客様の話をしっかり聞き、
その方の人生プランに合うように様々な金融商品を提案します。

何度も断られたり他社で買われたりを繰り返しながら
相手の心をほぐしていくのです。


コミュニケーション能力が低いままである方が大変」です。

担当者をつけた場合には、
商品の良さを存分に伝えてくれるでしょう。

反面、

営業力の高さが皆さんにとってマイナスになることもあります。

それは
「あまり良くない商品を魅力的に伝える能力も育つ」ということ。

営業にノルマはつきものなので、
ノルマの商品の良さを限界以上に伝える場合にも営業力が活かされてしまう場合があります。

これはノルマで言ってきているのかどうか?
見極めることができるようになる必要はあります。

②相場把握力も間違いなくつく

当たり前ですが、プロとして相場を把握する能力が鍛えられます。

これは資格を取るとか研修を受けるということもそうなのですが

一番は、言葉を選ばずにいうと
何百人というお客様でリアルな「お試し」ができる。

証券マンたちも入社してすぐ相場に詳しくなるわけではありません。

勉強したり上司に教わったりした「インプット」を
実際にお客様に本気でぶつけてみて
その結果、次の提案に活かす。

PDCAサイクルみたいなものを無限に行うことができます。

断っておくと、
お客様をお試しとして使っているわけでは決して無く、
本気で提案した結果、そういう効力を得ることができる
ということです。

これは個人の投資家の方が毎日何時間も相場に向き合い、何年も試行錯誤を繰り返すのと同等もしくはそれ以上の効果があります。

だから歴を積めば積むほどちゃんとした理由が仮に言えなくても
「感覚的」に当たることは多いですし、
勝率がどんどん上がっていくのは間違いありません。

まとめると

営業力(提案力)
相場把握能力

これらが入社して身につく能力だと言えます。

結局、証券マンは優秀なのか?


忖度無しで「優秀」だと言えます。

しかし、これは真剣に取り組んでいる人に限る
というのが大事なポイントです。

証券会社ごとの良し悪しはそこまでありません。

大手の方が予算が多く研修が充実している等の差はあるでしょうが、
個人の努力でひっくり返せるレベルです。

ここまで述べてきた能力を兼ね備えているかどうかは
会社問わず「個人の努力による」というのが結論です。

正直に言って
尊敬できるほど優秀な上司がいれば、
自分より劣っているのでは無いかと思うくらい適当な上司もいました。

ですので、
担当者をつける場合には「運が絡む」
これは覚えておいてください。

電話したときに出た人が担当
一番動ける人に任せる
若手に経験させる

会社によって誰が担当につくかは変わります。

担当してもらった人があまりにもひどかった場合には
他社に行ったり担当変更をしてもらったりして
なるべく「良い」担当者についてもらうといいです。

実際に優秀な証券マンはたくさんいるので、
良い担当者に巡り会うことはきっとできます。

担当者をつけるべきか否か

は人によって異なりますが、

証券マンが優秀であるという理由から

1人で不安な人は「担当はつけてもいい

と結論づけておきます。

読んでいただきありがとうございました。
皆さんの資産形成が上手くいくように願っています。




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