「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」とにかく始めよう!!
こんにちは、MABOです
今回は著書、
「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」
を読破したので感想文を書きました。
本書はズバリFIREの入門書!
FIREとはなんぞや?
どうやったら達成できるのか?
という疑問を解消することができます。
ただし、本書を熟読した後は実行あるのみ!
「とにかく始めよう」
概要
著者 グラント・サバティエ
発刊年 2019年
ページ数 504ページ
著者であるグラント・サバティエさんは25歳の時にFIREを志し、30歳で見事に経済的自立を達成されました。
ちなみに25歳当時の銀行口座残高は2.26ドル、、、
日本円で300円くらいです(汗)
そこから5年でFIRE達成なのでまさに最速!
そんな著者がFIREを達成する過程で実践したノウハウを惜しみなく公開してくれています。
約500ページの鈍器本で、読み応えはありますが、各項目をじっくり読んで一つずつモノにしていけば、必ずFIREに達成できる!!はずです、、、
経済的自立に向けた7つのレベル
FIREと言っても一足飛びに達成できるものではありません。
一般的なFIRE本では、資産収入が生活費を上回った状態を経済的自立と定義していますが、それを達成するのに必要な資産額は、これから頑張ろうとしている人には果てしなく感じると思います。
(この時点でFIREとかムリ、、、となるパターン多いかもしれません。)
本書では経済的自立の状態を以下の7段階に分類しています。
レベル1 自分の現状と行き先を把握
レベル2 自分の支出を自分の収入で賄える
レベル3 その日暮らしの生活から脱した
レベル4 6ヶ月分の生活費を貯め、クレカ借金などの悪質な借金を返済
レベル5 少なくとも2年分の生活費を投資した
レベル6 投資の収入だけで暮らしていける
レベル7 自分が必要とする以上のお金を手にした
皆さんは今どこに当てはまっているでしょうか!?
経済的自立をレベル分けすることで自分の状態を把握しやすくなりますよね!
また、次の目標に向けたモチベーションアップにも繋がります。
ちなみに個人的にはレベル5とレベル6の間には大きな差があると感じています、、、
そこで、レベル5.5があってもいいかなと思っています。
完全な経済的自立の半分達成を目標のステップとすることで、より達成率が上がるような気がします
より具体的に、
通信費が資産収入で賄えるとか、光熱費が賄える、家賃が賄えるというように、具体的に生活費のどの部分が賄えている状態か?
というのを設定すると目標達成率が上がると思います。
9時5時の仕事をハックする
著者のグラントさんはわずか5年でFIREを達成されています。
本書では節約、投資についても丁寧に解説されていますが、なんと言っても稼ぐことに重点を置かれているように感じています。
稼ぐ!といえば副業!!
というイメージですが、本書では
フルタイムの仕事を活用せよ!
と書かれています。
福利厚生の活用
住居手当などは生活費に与えるインパクトが大きい重要な福利厚生ですよね。
その他、確定拠出年金がある場合、証券口座を開設することなく金融商品に投資ができますし、税制優遇措置もあります。
また、最近ではリモートワークが普及しているので通勤時間を削減して副業の時間に当てることもできるでしょう。
本書では、福利厚生を最大限活用しないのは、
もらえるお金に手をつけないようなもの
と表現しています。
もちろん福利厚生の活用についてはモラルの範囲で行うことが大切ですが、今一度、自分の勤めている会社の福利厚生を見返しても良いかもしれません!
スキル+人脈=稼ぐ
会社ではタダで色々なスキルの習得機会を得るとこができます。
良いメンターを探してスキルを教えてもらったり、資格手当が支給される会社もあるかもしれません。
こうして習得したスキルや、その過程で築いた人脈は、副業や転職に活かすことができ、より多くのお金を稼ぐことに繋がります。
もちろん、人材としての市場価値も向上するので会社でも優遇されるかもしれません!
副業はやっぱりハードル高いよなぁ、、、
と感じている人は、まず、フルタイムの仕事を踏み台にして稼ぐ力を磨くのが良いかもしれません。
この他、本書では株式投資、不動産投資についても詳しく解説されていますが、アメリカの環境に依存する部分もあり、日本では難しい場合もあると感じたので考え方の参考にするぐらいが良いと感じました。
ちなみに、投資に関しては以前に投稿した「ほったらかし投資」などがおすすめです。
私がグッときた名言集
もし90歳の金持ちのお年寄りから100億円渡すから自分と入れ替わってほしいと言われたら、その申し出を受け入れるか?
⇒時間の大切さを教えてくれます(泣)
収入が増えれば増えるほど、お金を使わないようになり、自分の好きなことをするのにもお金が必要ではないと感じるようになった
⇒その境地に到達したい!
投資ではなく消費をするときは、そのお金を稼ぐために使った時間、そしてそのお金によっては買えるはずの将来の自由の両方を失っている
⇒日々無駄遣いして両方失ってます。。
最初にも書きましたが、本書はFIREに興味がある人の入門書的一冊です。
ただのノウハウリストではなく、なぜFIREしたいのか??
という本質的な考えを巡らすきっかけにもなりますので興味があればぜひ一読ください!
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