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「やってみよう」ができない人は勝てない。

少し久しぶりの投稿になりましたが、私はこれまでギャンブルで勝てない人(負けてしまう人)の特徴を色々と書いてきました。

過去の発信でギャンブラーとビジネスマンの対比についても書きましたが、やはり「仕事ができる人」には、どの分野においても共通点があり、その逆に「仕事ができない人」(勝てない人)についても共通点があると最近”強く”思っております。

これまでの記事では、仕事ができる人の動作を書いてきましたが、今回は『思考』に注目して書いていきます。本日も宜しくお願い致します!

まず、仕事ができる人の思考を一旦定義します。
あくまで傾向値のようなものなので、イレギュラーケースは割愛します。

※なぜイレギュラーケースを割愛するかと言うと、ある一定のレベルまでは仕事ができる人の中に”いわゆる癖の強い人”は存在します。極端な癖強ビジネスマンを対象にしてしまうと、パターンが増え過ぎてしまうので、ここでは割愛します。しかし注意して頂きたいのは、この記事を読む中で自分はイレギュラーケースのできる人だから問題無い!と思わないでください。(イレギュラーケースの仕事ができる人というのは、他人からの評価として仕事ができる人です。決して自分で判断するものではありません)

では、シンプルに結論からお伝えします。

ビジネスマンの思考として、仕事ができる人に多いのは『とりあえずやってみよう!』ができる人です。その逆の発想は「何かしらの理由をつけて、やってみない人・やらない人」となります。

細かく分析していきます。分かりやすいので、先に「やらない人」の思考を解説していきます。

仕事ができない「やってみない人」
・自分には向いていないと決めつけている。
・生まれ持ったセンスが無いと決めつけている。
・自分の考えには合わないからやらない。
・他人より自分を信じ切っている。
・面倒臭いことはやりたくない。
・こっちが忙しいからそっちはやらない。

色々ありますが、「やってみない人・やらない人」は、とにかく何かしらの理由を無理矢理決めつけて「やらない方向」に自分を持っていってしまいます。(皆さんも似たようなご経験は少なからずしてきていると思います)

イメージが湧きづらい方もいらっしゃるかと思いますので、もう少し具体的な話をしていきます。

とあるビジネスシーンで・・・
・なかなかアポが取れないんですよね(課題)
 →この本読んでみたら?(アドバイス)

人間としての心理(仮説)
・どうせ本だけでは解決しないだろう。※一旦ここでの心理状態は、統一してしまいます。(色々な心理が存在するため)

心理は同じだとしても、優秀な人とそうで無い人では、行動が大きく異なります。

優秀なビジネスマン
・信じてないけど「やってみるかぁ」
 →と思い、本を読んでみる。
・もしかしたら変われる可能性があるかもしれない
 →よし!読んでみよう。

優秀で無いビジネスマン
・その本で解決できるなら誰も苦労しないだろう
 →だから読まない。
・忙しいから気が向いたら読もうかな・・・
 →忙しいので読めませんでした。 

いかがでしょうか?
きっと皆さんにも経験のある事象だと思います。

確かに面倒ではありますが、”勉強ができる人”や#勉強はできなくとも仕事ができる人”は、この「とりあえずやってみる」ができる人です。

なぜ優秀で無い人は、その本を読めないのか・・・
チャレンジするためには、一旦”面倒臭い工程”を踏む必要があったり、自分は否定されている感覚に陥ったりと、自分に何かしらの不都合が生じます。またそもそも日々の仕事が忙しい中で、300ページほどの本を読むのは確かに大変なことです。

そして更に優秀で無い人は、
その”面倒臭い”を自分の中で変化させるプロです。

面倒臭いを理由にするのではなく、
・どうせ本を読んだってそもそも営業が苦手だから
・優秀な人は、本を読まなくたって優秀
・本を読むくらいならアポ回数だろ
・時間がなくて本が読めない
・業務後はプライベートの時間を充実させたい
だから「読まない」

とにかく、どうにかこうにか本を読まないための理屈を挙げまくるプロです。会議中メモを取った方が良いよ?と言っても”優秀で無い人”や”優秀にならない人”は、絶対にメモを取りません。

そして仮にやってみたとしても・・・頭ごなしに「無意味だ」と決めつけているので、『やっぱり意味が無かった』と言いたいが為の思考で本を読んでしまいます。

だから続かないのです。
上手くならないのです。
勝てないのです。

確かにやってみてダメだった、自分には合わない、そんなこともあると思います。しかしとにかく優秀で無い人は「やってみよう」ができません・・・

更に更に優秀で無い人は、考え方を自分の信念にフォーカスします。

優秀で無い人に限って、ホリエモンやひろゆきさん・成田悠輔さん・キングコング西野さんの思考を一部切り取って貼り付けます。

「飲み会って無駄ですよね?」

この言葉だけを自分に当て込んで正当化させます。

飲み会に行くのが面倒な人は、このような著名人が『無駄だと言ってるのだから無駄だ!』と、まるで後押しを受けたように決め込んでいきます。

少なからず飲み会や接待で成功してきている社長も存在すると思います。ひろゆきさん・成田さん・西野さんは飲み会が無駄だと感じているだけです。皆さんはその方々と一緒ですか?やってみなければ分かりません。

人間、自分を否定されるのは嫌です。
ですが、自分に課題を感じているのであれば、今の思考や動作を変えない限り、絶対に良い方向には辿り着きません。どちらかと言うと自分が変わるためには、自分を否定する必要があります。その究極は整形ですね。(整形の話は余談ですので気にしないでください)

優秀な〇〇になるプロセスの中で『無駄と決めつける・決めつけてやらない=悪』ということです。そして何故決めつけるのか?答えは『逃げ』です。

つまりやらないという道は(負けてしまう・勝てない道)自分で選んでるのです。極端に言えば、負けるべくして負けてます。

とにかく・・・やってみる!やってみて無駄だと思えば、別の方法で試す。(やってみて無駄だからやらないは違います)

まずはこの発想を持ってください。

その無駄な工程を経験しているからこそ、何かを始める前に必ず「念入りにリサーチしよう!」と思えます。

最初から無駄だと分かって、経験するのは無意味だ!という理論も確かに正しいです。しかしその理論は、「やってみよう!」ができる人に限定された言葉という事実を、ほとんどの方が気付いていません。

「ジャグラーでBARを狙いチェリーをフォローした方が良い」と言われたら、やってみるのです。(立ち回りを変えた方が良いと言われたら変えるのです)

それを毎日やってみて初めて”チェリーを取得しても勝ちには直接繋がらない”と気付きます。しかしその動作が癖になれば、損はしないため、チェリーを狙うことが当たり前になります。

その一つ一つの繰り返しが・・・
結果として勝ちに結びついてくるのです。

・低設定のジャグラーは打たない方が良い
・沖ドキGOLDは打たない方が良い

誰もが分かっている事ですが、負けている人はこれを辞めません。

どうせ他の台を打っても設定が入っていないのだから一緒だ!だったら自分の好きな台を俺は打つんだ!あくまで楽しみを求めパチ屋に来てるんだから、やりたいようにやるんだ!沖ドキGOLDが一番出せている事実が俺にはあるんだ!俺の立ち回りは期待値を積んでいるんだ!

とにかく自分を正当化しようとします。

「それって間違ってますよね?」(それってあなたの感想ですよね?)

ひろゆきさんを行使するのは、むしろこの場面です。ホリエモンやひろゆきさんを行使する場面が違うんですよ。。。まあこれは余談ですが。

ここまでの内容で、自分は優秀で無いから「できない・やれないんだ・・・」と思った方もいるかもしれません。まさにその考えが「やらない方向に自分を仕向けている」ことになります。

優秀な方だから「できる」ではありません。
『やってみるを続けた結果、優秀になった』と考えてください。

優秀なビジネスマンは、自分の心理を抜きにして・・・

・とりあえずやってみる。
・やってみるから感想が生まれる。
・他の方法は無いかなと感じる。
・調べてみる。
・またやってみる。
・自分に少しでも合う方法でやってみる。
・同じ悩みを解決した人を探してみる。

だから優秀なのです。

「とりあえずやってみる」ということは、試行錯誤ができるということです。試行錯誤と辞書で調べると・・・

課題が困難なとき、何回もやってみて、失敗を重ねながらも段々と目的にせまって行くという仕方。

キーワードとして重要なのが「段々と目的に迫って行く」です。

やってみない人、やらない人は、やれない事実を好き放題話すばかりで、目的に対して迫っていきません。むしろ遠ざけて考えてしまいます。

スロットをやっていて、負けている人は、間違いなく「やってみる」ができない人です。(自分の負けを気にしながらもその現実から逃げているということです)

余談になりますが、私は職場体験やインターンシップの場で学生に対して、未経験者は今日の帰り道に必ず「情報処理技術者試験(基本)」の本を、買わなくて良いので立ち読みしてください、と言います。

”学生の顔色、目つき、視線、姿勢”で、この学生はやってくるだろう、やってこないだろうと、80%ほど見当がつきますが、『本気の学生は必ずやってきます。』そして立ち読みではなく、次回会う日までに購入し、更に「数ページ」読んできます。

面接では優秀なSEになりたい!と連発しますが、優秀で無い人は「やりません」立ち読みすら、本屋さんに行くという誰でもできる動作すら、しません・・・。

立ち読みすらしない人は、
自分が立ち読みをしない理由を沢山探します。

なぜ読まなかったのですか?と質問をすると
・時間が無かったから。
・ゼミの研究が忙しいから。
・次回の給料日までお金がないから。
・業界自体を悩んでいるから。
でも面接では優秀なSEになりたいと連呼します。

ギャンブルも一緒です。
・勝ちたい。
・今月負けてばかりで厳しい。
・もうこの店にはうんざり。
・この台を現状打つしかない。
・もうここまで打ったらやめられない。
負け自慢かのように連呼します。
しかし「やってみる」はできません。(やりません)

ちなみ余談ですが、スロットにおいて「ここまで打ったら辞めれない」という区間はありません。この発想は負けます。

店員さんにここまで打ったから台移動はできません!と言われないですよね?堂々と辞めましょう。

※例:北斗を0から700まで回してしまったので、天井までやめれない。(全然辞めてもらって構いません。大して出ないですし、そこからまだ580Gも回す必要があります)0から700まで回した人は、何故か700Gから期待値が発生すると謎の期待値理論を自分都合に持ち出します。これはあくまで700Gから打ち始めた場合の期待値です。

人間は、ちょっとした思考で変わることができるのです。動物はその思考が本能であり、変わりたくても変わるのが難しいのです。優秀な人とそうでない人の差は、誤差でしかありません。しかしその少しの「やってみる」を実行する人としない人では大きな差が生まれます。

とにかくチャレンジしてみてください!
自分を変えてみてください。
人からのアドバイスにTRYしてみてください!
絶対に変われます。

負けている・勝てないという事実は、事実として自分で分かっているはずです。であれば(負けたくないのであれば)、今の思考と動作を変えない限り今のままです。その思考はセンスでも才能でもありません。誰でもできます。

自分を正当化するのではなく、目的に迫った正当な方法を探してみてください。これを読んだ皆さんは、昨日の立ち回りをベースに今日は昨日より良い立ち回りにしようと試行錯誤をしてください。

今日はこれくらいにしておきます。
以上、ご拝読ありがとうございました!

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