10月1日(月)

もう十月。月末になればうすら寒い日がつゞく様になるだらう。     政美は夏の子だから今年の冬は風邪をひかせない様特に注意する     必要がある。

今日は代ムだつたが、矢ヶ部さんと代つて帰る。休日に代ムをやつて、よけいに稼ぎたいのと、その方が体がらくだからだ。

娘からの注:                            旭硝子京浜工場社員の皆さんは懐具合と身体の具合とを天秤にかけながらお互いに出勤日を融通しあっている。この時代は週休一日だったから、よくもまあ体力が続いたものだと思う。8時間勤務に続いて8時間の代務、さらに残業までして、徹底的に会社に労力を絞り取られている感がある。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

2

もにか/monika

昭和31年 片倉政幸の日記 (10月)

私の父が昭和31年に書いた日記をそのまま再録します。「昭和レトロ」とは無縁の、リアルな高度経済成長期の暮しの記録となれば幸いです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。