【今回もキリリ❗と会見】２／２４

今回から、表情と声でもお伝えしたいと思います。

▼動画による状況解説＆記者会見報告（メモ読み上げ）

2/24 泉代表会見　冒頭

・ウクライナ侵略から一年。戦闘継続に憂慮。悲しく思う。力による現状変更、領土の侵略を国際社会として許してはいけない。国連決議が行われたが、ロシアの即時撤退、即時停戦、ウクライナ復興に改めて日本からも取り組むべきと考える。ウクライナ友好議連の役員をしているので発電機送ったりしていますが、継続的に支援する必要があります。

岸田総理のウクライナ訪問、他のG7各国に比べてまだ果たせていず残念に思っています。国会の始まる前のタイミングであっても可能であったのに、時期を逸しているのでは。G7までに岸田総理の訪問はあった方がいいのでは？諮ることがあれば真摯に対応したいと思う。

・予算審議、防衛費の中身、はっきりしないのに、賃上げの原資が失われるかもしれないのに、増税を求めている。なんだかね。もちろん今回の予算に反対する意向、この予算に賛成は難しい。他党にも協議して行く予定。

・子供が倍増になれば子供予算も倍増になる？ヘンテコ倍増論、子供予算に対する考え方は、自民党のものは、レベルが低い考え方だっと感じる。所得制限撤廃よりも何々がいい、など話を逸らしているが両方あっても足りない位だ。各党が賛成しているのにもかかわらず、実現できないのかもしれない。

・日銀の所信の聴取、今行っています。我が党からも質問させていただいています。金融システムの安定ですとか、我が国の経済の競争力を生み出していくという上でわが党の提言に沿う方なのかどうか。所信を聴取した上で我が党の判断する事になるでしょう。

・改めてLGBT法案、早期に成立を目指すし、引き続き努力したいと考えます。

・政労使会議、政労会見についてはぜひ、賃上げを進めていく局面では、我々もやるべきだと思いますし、総理も前向きというところまできているのでしっかりと発言してほしいと思っています。

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テレビ東京　田中

日銀総裁候補の所信、どう言った部分に注目されたか、全体を通してどのように受け取っているか？

途中までしか見ていないので、まだ確定的にお話しできるかというと限られます。消費者物価の上昇率は今年度の半ばにかけて2%にとどまると言われているが、まだ物価は上昇中なので、今後どうなるのかは我々も注力しています。構造的に賃金の上がる経済をどう作って行くのか？を注視しています。

現在の金融政策について、さまざまな副作用が起きているという認識は我々と同様の認識である。改めて金融機能が発揮されるようにということも、大事な観点だと思うので副総裁の所信も合わせて総合的に判断していきたい。

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日経　大沢

関連して、現時点、植田氏、アコードの見直しは必要ないと言っている。しかし、立憲はアコードの見直しが必要であるとのことなので、どうですか。

賃金ということについて後回しになっていたのが10年の問題なので、我が党は、一つのあり方としてアコードのお話をしています。しかし、政治がそれを絶対やれ、と一方的に断言するものではない。提言すればさまざま検討して頂けるのではと考えている。注視はしていく積もりです。

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NHK 高橋

植田氏は、日銀のこれまでの大規模な金融緩和について、デフレではない状況を作り出したと言っている。金融緩和継続も適切だとお話ししていますが、どう思われますか？

デフレでない状態という一つの変化としては同意したい。一方で効果が発現するにはある程度、時間がかかりますと言われていて、しかし黒田総裁は本来、2年で区切られていた任期だったが、実際は10年となった。それでもまだ、時間がかかるというのだろうか？今からも更に、だいぶかかるという話なのだろうか。我々としては副作用が強くなっていく事を懸念しています。

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クミチャンネル 小山

ゆくゆく目指すイールドカーブコントロールの廃止で、アメリカの金利上昇の影響をモロに受けると、日銀の方が日曜討論でおっしゃっていますが、代表はどう思われますか？

懸念としてはその通りです。要因はいくつかありますのでそれだけではないのですが、何か一つだけでという事はないとおもいますけれどの、金利差が大きい、それが揺るがないことになってしまうと、資金がアメリカに流れてしまうので、柔軟性を持たせるという事を言ってきたのですが。

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共同通信工藤

アベノミクスの継承する考えを示している中で、この間のアベノミクスの功罪を代表はどう評価されるのか、立憲民主党はこれに修正を求めるのか？

悪い円安を招き、物価は上がったが給料が上がらない10年間だった。今になって流石に、しかしこれは良いインフレではなく、エネルギー価格の高騰によるものだから、賃上げがアベノミクスの成果かというと違うと思っている。企業がお金を調達しやすいという面はあったがしかし、金利の果たす役割が果たせず、地域金融機関は傷んでしまった。

これをいかに治していくのかというのが課題。立憲の私達も、急激に為替や株価に変化を与えるのは良くないことだとは思っていますので、そういう意味で植田氏もまた、為替や株価などに与える影響を考えて発言されているのかな、と思います。

実際の政策として行うやり方についてはもっと色々と考えをお持ちではないかと思っている。今は継承と言っても、その後、政策が変わる可能性もあります。日銀は独立しているので、政治の側が強制はできないはず。常に、政治からそうせよと求めるものではないので、日銀の方にも検討される方々はいらっしゃるので、参考にして検討の対象にしてもらえればいい。

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朝日新聞　笹川

参議院の大分の補選となる。候補者を出すかどうか教えてください。また、国政選挙の補選が5つになりました、こうなると野党候補の一本化についてはどうですか？両院に補選が増えることで、候補者間の調整はしやすくなるとお考えですか？

どこの選挙区に限らず、擁立を目指すのは当然。それが最初のスタンスですからね。（が、何も決まってはいない。）

調整、といえばそんな簡単な事ではない。できるだけの努力はしたいと思っているものの見通しはつかない。

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日経新聞　大沢

国民民主党は、今回の国会予算には賛成するとのこと。与党の方では国民民主党とに連立案があったことで与党寄りと言われたこともあるが、改めてどう向き合い関わっていくか？教えてください。

野党としての共通の基盤はできたと思う。(喜ばしい)
防衛費の増額そのものについて5年で43兆円、内訳も示されていないのだから使途不明、看過できない。今年、防衛費は26%増、一方で子供予算は2%増。偏重予算である!そういう立場を国民民主党も取るなら、共通の基盤ができたと感じる。

そして国民のテーマである賃上げ。賃上げに対する直接措置、政府がもっと取り組む事はするべきだ。中小企業庁や経済産業省に予算をもっとつけ、価格交渉を支援する取組など、できることはある。価格転嫁を支援する事、もしなくては。

教育の無償化も、国民民主党との共通政策事項です。その様にこの厳しい経済状況のなかで、国民に何とか予算を届けるべき、この政府予算では納得できないには当然のこと。国民には共通理解を得るべく努力してきたし、これからもして行く。同じ思いということであれば、足並みを揃える他にできる事はないのか、さまざまな事を考えたいと思う。

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フリーランス宮原健太

活動計画について伺います。45歳以下の議員を増やす計画がありますが一方で離れていく若い人もいる。若手議員を今後、増やしていく為に、具体的にはどのように取り組まれますうか？

市井さんは連絡をとっています。今井さんは裏切りという出て行き方をしているので、立憲で頑張りたい若者に影響はない。党大会の前日に、青年局で催したイベントで、党員以外も集まって100人以上のイベントを開くことが出来たし、今回も若い人が集まり、嬉しいことに沢山、立候補を表明してきてくれているので、目標が書けたのです。

また、若い世代は子育てにおいて、男女の協力の元行われていると思うので、朝の街頭宣伝活動をしなくてもできる活動などの知恵を与えるとか（ベビーシッター費用の補助など）、新しいサポートをしていけるのではないかと思っています。

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NHK 高橋

木原副長官のセリフ、子育て予算の倍増、倍増は評価しますよね。党として何を先に、どのような具体的な施策を要求していくのか。

恐ろしく見識のない発言。官邸の中の雰囲気、中身がないのだな。思いが無いように見える。だからあっちこっち行ったりして中身がない。これが総理の発言に現れていますよね。

具体的に要求したい施策は、教育の無償化、給食費の無償化、給付型奨学金の拡充、高等教育の無償化、学費に補助、所得制限の撤廃、高校生までの児童手当、出産一時金の増額、など私たちの場合は、対GDP費という言い方をしている。

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この予算への反対については、党の向き合い方は?他党との枠組みはどんなものになりますか？維新と国民ですか？

まさに桁違いの、防衛費増額ばかりの予算、桁違いですから、少子化対策、生活の方の手当が薄いですから、という考え。全ての野党と協議するつもりだ。こちらからどこかの野党を排除するものではない。

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フリーランス西中

予算の組み替え動議については？他の野党と連携しての組み替えは？防衛費偏重ということですがこのあたりは?

検討中です。

2/21に大きなデモ行動がありました。石垣島も自衛隊の駐屯地が開設することになる様ですが、敵基地攻撃能力を有する基地がどんどんつくられていくことは、沖縄の、基地建設が進んでいることについては何かしますか？

各部局で検討していると思いますが、何か行動するかどうかも含め考えてはいると思います。時期についての予定はないです。

参照
▼志葉怜、ウクライナ取材Ⅱ 報告会with 安田純平　2/23（リマインド）

▼階猛ネクストキャビネット金融財政大臣の会見
2/4の代表会見の前に、階猛NC大臣から、日銀への提言内容について説明がありました。質問はロイターとFACTAの宮嶋さんのみ。なかなかついていくのが大変でしたが、よく纏められたペーパーを頂きました。

注意深く推移を見守り、それに合わせた政策を取りながら、ゆくゆくはイールドカーブコントロールの廃止をお勧めしています。こちらについては日銀の岩田氏が「恐ろしいことになる」と頭を抱え、通常の銀行と一緒にしないで欲しいと金融緩和を続行させるべきとしています。しかし植田氏も、階猛さんと同じ視点で、副作用に懸念があり、折に触れて適切に調整していくと述べています。

▼日銀総裁候補者の所信と各党からの質疑はこちら。（質疑動画）

当面、金融緩和は否定されませんが、少し立憲の提案寄りの考えのある人です。階猛さんは、日本銀行が独立を死守するよう提言。
政治家からの圧力を指摘。最も具体的で専門性の高い質問でした。

また、公明党は与党の立場で、通常の銀行と話が違う旨を把握しています。そして、共産党の質問が一般には一番、市民の視点としてはわかりやすいです。意外とこういった素朴な質問には、長くわかりやすい説明が供されるので、良い結果が引き出せます。

金融緩和はとりあえずは継続となります。国内に成長産業が出てこないのですから。イールドカーブコントロールの廃止は、影響を鑑み、現在のところ白紙です。なのでこの先、様子を見て政策を決めていくと言うことでまとまりました。

この終日の質疑を見て、泉代表の読み通りだったとわかりました。政治の側は提言のみ。植田総裁は市場への影響を見ながら処方箋を打っていくというところです。

衆議院後、各党党首からの言葉は、NHKwebニュースに良くまとめられています。