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たこやきレインボー HISTORY & DEPARTURES 5人の軌跡と5人のこれから

たこやきレインボー結成9周年を迎える9/17に、卒業記念本「たこやきレインボー HISTORY & DEPARTURES 5人の軌跡と5人のこれから」が届きました。
内容は買った人だけの特別なものだと思いますので、ネタバレなしで書こうと思います。

これは正しく正真正銘、卒業アルバムのつくり。写真が盛りだくさんで手書きが満載で、その時々を追っていく誌面もある。
たこやきレインボーのライブは構造がとても面白い作りをしているものが多いですが、この卒業本も同じようにユニークで、「5人の軌跡」(過去から現在)と「5人のこれから」(現在から未来)をリバーシブルな作りをしている。特に、「5人のこれから」を手書き満載にすることによって、気持ちが伝わってる作りになっている。このようなアイデア、いったい誰が出していくのか、すごく不思議に思うんですけども。

パラリンピックが行われましたが、その時の開会式のテーマが「調和する不協和音」でしたが、これって、実はたこやきレインボーのテーマになってると思うんですよね。不協和音を分かりやすい言葉にいいかえると「個性」というものになると思います。でも、ただの個性ではない。強烈な相反するようなというような意味合いも含まれる。レーダーチャートで個性を表すならば一部分がどーんと凄い数値だけども、一部分は平均的だったり、低いものもあったりする。カタチがまちまちであるという意味での「不協和音」。本来であれば馴染まないようなものが時間を掛けることで、尊重し、共感し、共鳴が生まれて、調和になる。
これってそのまま、たこやきレインボーのテーマそのものだと思うんですよね。

今回の卒業本の面白いところは、手書きによる膨大な情報で、メンバー5人の違いや考え方、個性を感じられること。
多角的な立体的なパズルのようにも感じられる。

読んでいて、これって立体視みたいだなぁって思ったんですよね。立体視って、両目で見ているもののズレによって、奥行きや高さが感じられて立体的に感じられること。本を読んでいてそんな感覚になることは、今まで一度も経験したことがないんですが・・・。
やっぱり、この5人は面白いなぁって改めて実感しました。

今まで、たこ虹メンバーと話した言葉が、さらに一歩踏み込んだ表現になっていることに、すごい嬉しさを感じたり、意外と感じられる言葉をみつけたり、やっぱりそうだよねという安心感もあったり。

未来への伏線となる言葉があったり。これからの5人をとてもとても楽しみに感じました。

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