さくちゃんへのお手紙(2022年6月20日)

さくちゃん、おはようございます!やっとお手紙が書けます。それはというもの最近、29年ぶりに会社勤めをするようになって、それが結構大変で、なかなか時間がとれないのです。毎日は行っている訳ではないんですけど、次から次へと仕事がくるし、最近温度差が凄いので体調も不調になりがちで、週末はとにかく休むようにしているので・・(泣)
見たい映画が結構あるのに行けずにいたり。でもまあ、体調を崩したら大変ですからね。

実は今行ってる会社は23〜30歳の時に勤めていた会社なんです。当時、一緒に仕事をしていた先輩がめちゃくちゃ偉くなってて、会社宛にメールを書いたら是非来てくださいってことになったのでした。

私は、7〜8年周期でサイクルがあるんです。会社勤めしてる人は違うのかもしれないし他の人のことは分かりませんが、私はそのサイクルで生活や世界がガラッと変わります。最近でいうと2014〜2022年はたこ虹期。その前は模型作り、その前は、本をたくさん書く執筆期って感じです。
別にこうしようとか決心とかまったくしてなくて、流れるままに流れていくような感じで変わっていきます。ちょうど、そう。さくちゃんがインスタにあげた水に漂うクラゲのような感じです。
さくちゃんにももしかしたら、そのようなサイクルがあるのかもしれないですね。

2017年の「わたしの音楽」の中でテッシーが「オレがこのくらいの年の頃はギターをポロポロ弾いていだだけだよ」って言ってましたけど、すっごい共感できるんですよね。私なんてSF同人誌を作ってはコミケで売って、その日の売り上げでみんなして飲むみたいな生活を送ってきました。
さくちゃんは、この10年、ずっと頑張ってきて、いろんな経験をひとつひとつ積み重ねてきてるわけですから、さくちゃんの感じるままにやっていくのがいちばんだと思います。

ツイッターとか嫁のことを書いてますけど、たまに嫁とうまくいかない時があって、それって、前の手紙でも書きましたけど、見えてるものが違うことが理由って思うんですよね。たとえば私が全体の7しか見えてないとするならば、嫁は10がみえている。その3の差が、嫁をイラつかせたり、つらい思いをさせている。私は見えてないので想像するしかないんですけど、それはわかる。
さくちゃんもきっと同じで、たくさんのことが見えている。どこまでも見透すことができる。それで周囲の人との差異ができてしまって、つらくなったりしんどくなったりするんじゃないかって思うんですよね。

でも、見えることって良いことだし、凄いことなんです。だって見えちゃうんですから笑
私は最近よく思うんですけど、まあ、ちょっと誤解されちゃうような言い方なんですけど、世の中の80%くらいはどうでも良いことなんじゃないかって感じています。
自分の中で大事にすべきことを大事にしていけばいい。それはおそらくさほどたくさんものではなくて、自分の中で守るべきものを守っていけばいい。他の人がどう思おうが、どう見られようが、それはどうでもいいことなんじゃないかって思います。

表現において何が重要なことって自由なこと。気持ちもカラダも身軽な方がいい。手や足にからまってるから、すっと抜けて思いのままに動けるようになった方がよいです。そのためにどうしたらいいかっていうのは、人によると思うので、一概にはいえませんけども・・。

模型作りをしてて、一時期、どのように塗っても暗くなってしまうことがありました。今まで通りやってるはずなのに、結果的に全体が暗くなってしまう。自分では自覚はなくて人に言われて気が付いたんですけども、そういうアドバイスっ大事思うし、おそらくその時の気持ちがカタチになってしまってたのかもしれません。

私は、さくちゃんの表現が大好きですけど、周囲の期待にこたえなきゃ!とか思う必要はまったくないです。そう思うことが自由ではくなるということですから。
さくちゃんの気持ちのおもむくままに。自由に。さくちゃんの心の中にあるものを大事にしていってくれたら。
その延長上で、さくちゃんの表現をみることができたら、すごく嬉しいです。

実は、これとは同時進行で別のお手紙を書いてて、以前、さくちゃん、聖書が面白いって言ってたじゃないですか。そのことを私なりの解釈で手紙を書いてて、書けたらまたお送りしますね!

2022/06/20 もんじ

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