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5月6日(金)FXトレード売買方針

【マーケット概要】BOE
 英中銀金融政策委員会(BOE)は市場予想通り0.75%から1.00%に引き上げることを決定しました。ただし、リポートの中でBOEが景気後退を示唆したことからポンド売りが膨らんだ形。NYではFRB声明から急激な米利上げ観測は和らいでいたものの、FRBが金融引き締めを進める事には変わりがないという見方が広がり米10年債利回りが3.1057%まで上がりドル全面高となりました。
 米株式市場は前日の急騰のポジション整理から売りが先行、VIX指数が急進すると売りが加速されダウ・ナスダックともに急反落しました。
 原油先物は需給ひっ迫の中続伸。金先物は前日のドル建て取引の割安感が継続するも、ドル全面高となり1870ドルまで失速する形。天然ガスは続騰。最高値を睨む展開です。


【本日の経済指標】

本日の経済指標

米NFPに注目。FOMC後であるため、マーケットに与える影響は限定的だと想定していますが、FOMCの金融政策判断材料でもあるために、指標発表前には建玉はすべてクローズ予定。


【 昨日の結果と本日の売買方針 】

昨日はFOMC後のドル全面高により大きく動きましたので、チャートも読み難く余波も警戒しドルクロスを中心にユーロドル・ポンドドル・ドル円のみ買いから入る事に。ポンドドルは約定しませんでしたが、他は約定し、ユーロドル+28.8pips、ドル円+110pipsでした。

本日の売買方針

 本日は引き続きドル買いから入ります。既にドル円が約定。円に関しては「売り」が国策で確定していますので、ここは浅めの注文でも良しとしました。

 中国のロックダウンが継続されているので資源国通貨は弱くなっています。円も売られるので、オージー円で考えると、オージーは弱く、円はもっと弱いとなるのでオージー円はジリ高のイメージです。しかし、エネルギー関連が強くなると資源国通貨も強くなるので、反発する可能性もありますが今日は金曜日で大きなイベントもありますから、手広く注文するよりは的を絞ったトレードにしようと、2秒で考えました。なのでオージーは米ドルだけ絡めて注文しました。

 ユーロスイスですがここ直近では押目を形成しながら上昇しています。一目均衡表でも雲を上抜けしていますし、GMMAでは短期グループが長期グループを上抜け始めた印象。TDシーケンシャルでは上昇の4までカウントしています。スイス中央銀行はほっと一息ついているでしょうが、地政学的リスクを受けやすい通貨なので、5月9日までの地政学的リスクの高まり次第では一気に暴落することも考えられます。注意深く見ていきたいと考えています。

 NFPを控えてマーケットは様子見相場というのが本来の動きだと思いますが、今回はFOMC後でもあり、また地政学的リスクも懸念されることからオーバーウィークが嫌気されトレンドが反転する可能もあります。短期筋の動きに注意しながらトレードしましょう。我々は荒海を航海する小舟に乗っているわけですから・・・・


では今日も負けないトレードを!

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