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キャッシュレス世界旅行~Final~ 【帰国&まとめ】



おはようございます



9/27 午後 17:00

シアトルから10時間のフライトを経て

無事帰国することができました


帰国後すぐに他イベント開催があったり、PCが壊れたりとばたばたしていましたがようやく落ち着けたので今回のたびのまとめを書こうと思います。

このまとめが次にキャッシュレス世界旅行に挑戦する方への少しなりの参考になれば幸いです。笑


【旅の始まり】

8月初旬
株式会社インフキュリオンさんのサポートの下
現金使わず世界一周する?
という提案に即答で「はい」と答え(てしまっ?)て始まったこの旅

8月は既に予定を詰まらせており、また9月下旬にも外せない予定があったため、8/28~9/27の一ヶ月の予定をなんとか空けました。
行く国、滞在場所、調査内容などほとんど自ら決めなければならず、空いた時間で初めて調べる各国のキャッシュレス事情。
「なんで日本のApplePayだけ規格が違うんかい」
キャッシュレス初心者ながらも色々と調べているうちに決済方法の種類の多さに気づき、まだまだ統一はされていないんだなとか思っていました。

Fixerと打ち合わせをして、まずは行き先を決めました。
当初は世界一周なので5大陸に行くべきと安易な考えのもと、アフリカはケニア、南アメリカはブラジルを入れた計14カ国を回る予定でした。

実際にスケジュールを組むとわかる壮絶さ。

平均滞在日数1.5日、総フライト時間80時間越え、そして予防接種が必要。3年くらいまともに運動をしていないダラけた身体の持ち主には到底完走できそうにないスケジュール。そもそも時間的に予防接種がいけないため、ケニア・ブラジルをOUT。

結局10カ国に決定。ある程度の飛行機便と滞在場所、調査内容を決めたころには「キャッシュレス」というより「スリープレス」な旅のスタートに怯えていました。

その他にした準備は以下のとおり

・クレカの上限引き上げ
・AirSimの購入
・最初の3カ国のフライトとホテルの予約の確定
・中国WeChatのアクティベート
・iPhone8の購入(ApplePay使用のため)
・タッチ式VISAカード取得


【旅の目的】

現金決済を一度もせずに世界を一周する」というテーマのもと
この旅を通して、自分自身の決済周りの知識向上はもちろんですが、各国のキャッシュレス事情を調査してレポートを書くことが主な目的でした。
またせっかくなので旅の様子をゆるく発信していこうとこのnoteを毎日書くことを決めました(レポートを書くときの議事録にもなるので)

ただキャッシュレスのレポートなんぞ、ググればいくらでも出てくる時代です。なのでオリジナリティを出すべく、決済端末の紹介をするだけの記事ではなく現地の空気感や地元の人へのインタビューなどに重点を置くことにしました。


【旅のまとめ】

下のほうに各国のまとめを書きます。

総日程:29日間(8/28~9/27)
総調査国数:11ヶ国
総移動距離:47000Km
総フライト時間:66時間
総調査人数:200人弱
使用アプリ数:44
使用カード数:13枚
総費用:907,810円(内飛行機代495,010円)
現金使用回数:2回(台湾での交通費チャージ、インドでのチップ)

現金決済回数:0

*クレジット、デビットカード、e-Residencyおよび各国の交通系ICカード


【旅を終えて】

変わったこと
・腰を痛めた
・決済端末のメーカーを気にするようになった
・一人旅に行く人の気持ちがわからなくなった
・商品種類よりまずカード払い可能か聞くようになった
・「David card」 ,「pay」,「only cash」の英語の発音がうまくなった
・PINを入力しないとセキュリティ的に不安になった(というかカードを店員に渡すことに違和感)

財布を捨てた



色々と思うことはありますが、各地でインタビューに答えてくれた方や助けてくれた方々、拡散をしてくれた友人や社員の方々、またこのような滅多にない機会を下さった株式会社インフキュリオンの皆様、本当にありがとうございました!

これからも決済に関して強くなれるよう頑張ります!



【各国のまとめ】

一カ国目「台湾」

キャッシュレス度:★★☆☆☆
2002年からの発行開始から12年で台湾人口のおよそ2倍の発行数を誇る交通系カード「悠遊カード」は必要不可欠。
特に目立ったキャッシュレス店舗などはなかったが、観光地である夜市は現金不可欠。タクシーはカード払い可能のものもある。住民のキャッシュレスに対する意識は日本と同じく高くはない。
悠遊カードおよびQuickPay対応しているファミリーマートやセブンイレブンが多いので飢え死にすることはない。がコンテンツ的に面白くもないので星2つ。

ハイライト
しょっぱなの電車で現金を触らなければ空港から出れないという状況に陥り1時間くらい券売機の前で悩みこむ
夜市に繰り出すが何も買えず結局コンビ二のサンドイッチが夜ご飯

滞在時間
31時間

使用金額
11689円

現金支払いのみ
・悠遊カードへのチャージ
・ホテルの貸し出しのタオル
・夜市のほぼ全ての出店
・市街地の自販機
・洗濯

使用カード
悠遊カード
(Suicaと同様コンビ二などでも決済可能)

使用アプリ
・Easy Wallet
(悠遊カードの決済履歴を閲覧可能)


二カ国目「中国」

キャッシュレス度:★★★★★
ざっくり説明:小規模の個人店からゲームセンターまで。モバイル決済(QRコード)がいたるところで可能な上海。新幹線のチケットなどもWeChatのミニプログラムから予約可能。日本人がWeChatPayをアクティベートするためには、1元以上の送金をしてもらう必要があるので注意。最近はUnionPayも勢力拡大中。
シェアライドアプリとしてはDiDiかMobikeをダウンロードしておけば間違いない。Mobikeは本当に便利。安い。DiDiは中国語が理解できなければうまく使うことはできないので注意。
ほぼ全ての現地人がモバイル決済アプリをもっているため、交渉すればどこでもキャッシュレスで生きていけるはず。

ざっくりハイライト
入国後すぐに騙され現金入手。結局タクシーはモバイル決済可能で財布に元が残る。Airsim不調でタクシーの支払いができずピンチだったが運転手のテザリングで乗り抜ける。WeChatもしくはAliPayがあればほとんどのことはできる。ゲームセンターだって。曜日を考えていなかった杭州。土砂降りの杭州。開かないアリババ、行けないアリババ。Fixer一日だけ合流。英語がまったく通じないロボットレストラン。気づけたボディランゲージの大切さ。初めて機械が壊れた無人コンビ二。閉店した無人コンビ二2。空港間違え爆走した最終日。

滞在時間
71.5時間

使用金額
39444円

現金支払いのみ
特になし

使用カード
VISAカード(2回のみ)

使用アプリ
・WeChatPay
・AliPay
・DiDi
・Mobike
・簡24


三カ国目「オーストラリア」

キャッシュレス度:★★★★★
非接触型デビットカードの本領発揮。いたるところで楽チン「ピ」で決済完了。この楽さを覚えると普通のカードスキャンでも面倒くさく思えてしまいます。デビットカードなのでその場でアプリで引き落とし残高見れますし、管理も簡単。ただ現地の方は現金も持ち歩いている人がほどんどで、キャッシュレスな人にはあえず。
日本で非接触のカードを入手できますがまだまだ認知は低い。ぜひオーストラリアに行ったときは使ってみてください。

ざっくりハイライト
非接触VISAが便利すぎて何でもできる。がゆえに面白コンテンツがなく、焦る。いや、決済模様を調査してるんだから、トラブルがないほうがいいはず...なのだがここまで順調だとnoteに書くことなくて困る。このあたりでイギリスなどのカード決済が既に浸透している国に行かずにもっとトラブルが起きそうな中東あたりを攻めるべきなのではとおもい、fixerに打診。結果イギリスOUTのトルコINに変更。ここでも出てくるMobike。ヘルメット大事。一人さびしくビーチ。一人旅の何が楽しいんだ。気温以上にとにかく寒かったシドニーの夜。



滞在時間
76.5時間

使用金額
25238円

現金支払いのみ
・コインランドリー
・Bondi Beach付近の出店

使用カード
・非接触VISA(paywave)
・Opalカード

使用アプリ
特になし


四カ国目「インド」

キャッシュレス度:★★☆☆☆
高額紙幣廃止により一気にモバイル決済への注目が集まったインド。事前に調べていたPaytmを中心に調査を始める。ちなみにPaytmはインドの銀行口座がないと使えない。そこで実際に決済をしている人を探すもののほとんど出会えず。そもそもまだ決済手段としてあまり使われてない模様。理由はネット速度。送金時にエラーが起きるらしく、決済で使うよりは友人間の送金として使われていた。またPaytm以外にもMobiwikiやPhonePeなども使用されているPaytmが使えない日本人にとってインドは大変。移動はUber、食事はちゃんとしたレストランに行かないとカード決済は難しい。なので星2つ。

ざっくりハイライト
シドニーからの気温差20度。暑い。ホテルはオールドデリーから少し外れた場所。こんなとこ車で走るなよと思う道でしかいけないような場所。基本値段交渉が必要。ネット環境が悪いためUberがなかなか使えないためタクシーをチャーター。観光名所では現地のガイドをつけたほうがいい。安いし。しかしキャッシュレスとあれば話は別。最後にはチップが必要。チップは感謝の気持ち。だから現金である必要はないという理論のもとありがとうをたくさん言っても通じない。現金がないと伝えるとATMに連れて行かれる。何度もそういったピンチを切り抜けたが、最終日。よくしてくれたタクシーの運ちゃんからチップは?と聞かれる。
「チップを払えない男はなにしても駄目」
そんな言葉が頭をよぎり、持っていた中国元を渡してしまう。
絶対現金を触りたくないというキャッシュレス人、いやキャッシュアレルギー人は心を鬼にしてチップを無視する必要あり。


滞在時間
70時間

使用金額
48435円

現金支払いのみ
・ほぼ全ての出店
・洗濯
・チップ(レストランなどではカード支払い時に対応可能)

使用カード
特になし

使用アプリ
・Uber
・各モバイル決済アプリ(使用はできない)


五カ国目「イスラエル」

キャッシュレス度:★★★☆☆
テック大国となりつつあるイスラエル。そんな急発展している国の首都テルアビブではキャッシュレスとも関連深い、多くのモバイルアプリが誕生している。イスラエルならではといえば、地方創生のためブロックチェーンを利用した地方通貨で決済可能な「Colu」、シェアライドとしてはキックボードシェアの「bird」やイスラエル版Uberの「Gett」が使われている。「Colu」に関してはまだ使用できる店舗が限られており、現地の認知度もそこまで高くないが、「Gett」に関しては非常に使いやすかった。カード払いはほとんど磁気ストライプ型。そのためPINコードなしに決済可能であった。普通に生活している中ではカードがあれば十分だった。

ざっくりハイライト
このあたりでバテてきた。もっといいホテルとればよかったなと毎回思う。が節約志向な自分にとってやはりドミトリーが気持ち的に心地よい。初日にイスラエルの企業家とのアポ。道を間違えMobike爆走。ありがとうお前はいつでもどこでもいるな。
なんといっても時期が悪い。9月はイスラエルでは正月。2,3日目がちょうど大事な日にかぶり、電車やバス、お店の90%が営業停止になってしまう。エルサレムに向かうためバス乗り場に向かう。唯一カードでチケットが買える受付のおっちゃんは自分の前の人と口論になり突然閉める。エルサレム最終便を横目に途方にくれていると2人の神様に出会いなんとかエルサレム到着。結局店は閉まり人は家で家族の時間を過ごしている中、ホステルの管理人のおいちゃんと仮想通過について語る、そんな正月を過ごしました。あけましておめでとうございました。


滞在時間
64.5時間

使用金額
47378円

現金支払いのみ
・何店舗かのコンビニ
・バスのチケット

使用カード
特になし

使用アプリ
・Bird
・Gett
・Mobike


六カ国目「トルコ」

キャッシュレス度:★★★☆☆
リラ暴落。そのトレンドを追いに行ったが時すでに遅し。ブランド品などはすでにドル表記になっており、ニュースなどに見られるブランド店前の行列の姿はなかった。金融危機が迫りつつある国の雰囲気を味合うことができたが、キャッシュレスという点では特に面白いコンテンツはなく。あるとして銀行が母体の送金アプリ。ほとんどのお店でカード支払い可能。
移動手段としてイスタンブール市内は「イスタンブールカード」を購入しておけばトラムから電車まで乗り降り可能となる。が注意すべきはタクシー。約30%くらいのタクシーしかカード支払いができないので、毎回聞くこと。「政府が勝手にやってるから俺らはどうしようもない」そう呟いていた青年の意見から、現在の金融システムの課題が見えた。

ざっくりハイライト
イスラエル-トルコの飛行機が飛ばず、6時間待たされた。お陰様で電車の終電に乗れずタクシーチャレンジ。タクシーは交渉が必要。空港にいる運ちゃんは全員敵だと思え。カード支払いはどこもPINコード入力が必須となる。それを知らず非接触で払ってしまい、タクシーから追っかけ回される。イスタンブールの街並みはめちゃ綺麗。ヨーロッパ、中東とは違った雰囲気、綺麗な黒海、様々なモスク。あ、どこも入れてないんですけど。市内は怪しい声掛け三昧。知らない人について行っちゃダメ。
あ、猫が可愛い。

滞在時間
43.5時間

使用金額
12968円

現金支払いのみ
・一部トイレ
・洗濯
・一部タクシー
・モスク入場料

使用カード
・イスタンブールカード

使用アプリ
特になし


七カ国目「スウェーデン」

キャッシュレス度:★★★★★
言わずと知れたキャッシュレス先進国。「現金が消えた国」などと言われているが果たして本当に現金を必要としないのか。また90%以上の国民が使用している個人間送金アプリ「Swish」を調査するためにストックホルムに向かう。空港から市内へ向かうバスはカード払いのみ。ホテルの支払いも電車のチケットなども現金が使えないところは他の国に比べやはり多い。トイレや洗濯もカード支払い可能。とは言っても国民は現金を使用している。「Swish」に関しては11歳以上から使用可能で主に割り勘機能を使っている。決済に関しては「Swish」支払い可能なお店を探したが、結局見つかったのは小さな露店のみ。手にチップを入れているバイオハッカーも全然見つからず。ニュースの誇張が一人歩きしているように感じた。がやはり他の国に比べるとカードさえあればなんでもできるので、この国はキャッシュレス旅の天国であった。

ざっくりハイライト
初めて行く北欧。最初はノルウェーやスウェーデンも行く予定だったが、「Swish」が有名なスウェーデンのみにした。とにかく寒い。
この国で洗濯ができなければどこでできるんだ。そう思いながらホテルに聞くと、カード支払いでも洗濯可能だとのこと。神か。ただ手順は受付で支払い、そこで専用のコインをもらい、そのコインをコインランドリーに入れるという半キャッシュレスな方法であった。
ニュースを見ていると、大多数が手にチップを入れて、路上ミュージシャンには「Swish」で送金。「現金なんてこの国にはないよ」なんていうイメージが強かったが、実際はイメージが先行しすぎていた。手にチップ入れている人いますか?と聞くと少し半笑いされる。実際にバイオハックしている会社も伺ったが土曜日だったので空いておらず。路上のサッカー少年や絵描き人の目の前にはがっつりクローナ(スウェーデンのお金)が置いてある。コンテンツ壊し。
ミートボールが発祥の地なので是非。めちゃうまい。


滞在時間
48.5時間

使用金額
43613円

現金支払いのみ
・一部の露店

使用カード
・Ett bussigt Kort

使用アプリ
・Swish(日本人は使えない)


八カ国目「エストニア」

キャッシュレス度:★★★★☆
電子大国エストニア。国家が小さいからこそ近年のテクノロジーの変化を柔軟に受け入れているこの国のキャッシュレス事情はどうなっているのか。
交通手段はタクシー配送アプリTaxifyがあれば便利に生活できる。またバスやトラムはUhiskaartが必須となる。エストニア国民に限るが、首都タリンではこのカードと国民番号を連携させることで交通機関を無料で利用できる。ほぼ全てのお店でカード払い可能。ブロックチェーンにも敏感で、ビットコイン支払いのできるお店も2、3店舗あるらしいが今回は見つけることができず。ビットコインATMも現金支払いとなるので使えず。
見所はスーパの無人レジ。登録には少し時間がかかるが専用機器を用いて商品のバーコードをその場でスキャン可能。そのあとにカード支払いをしてスムーズに買い物を済ませることができる。
カード払いが唯一できなかったトイレ。行かれた時は気をつけてください。


ざっくりハイライト
安倍首相も登録しているe-Residencyをとりあえず日本で申請するものの受け取り時間がなくエストニアで受け取ることに。日本人でこんなことしてる人ほぼいないのでは。このカードがあってもできることはほとんどないが今後のエストニア政府の方針に期待。Wi-Fiがなくタクシー呼べない事件。タリン二日目は体力の限界。流石に休憩しようと午後から寝る。
首都タリンのチョコケーキは本当に美味しい。これ食べたら体調が治った。


滞在時間
61時間

使用金額
20758円

現金支払いのみ
・ショッピングセンターのトイレ

使用カード
・Uhiskaart
・e-Residencyカード
・partnerカード

使用アプリ
・Taxify


九カ国目「ドイツ」

キャッシュレス度:★★★☆☆
データ上、日本よりキャッシュレスが遅れている国ドイツ。ビクビクしながら入国したが、電車やコンビニ売店などカード支払い可能。移動もmytaxiアプリを使えばタクシーがすぐに来てくれる。日本と違うのはデビットカードが主流であること。クレジットカードではなくPINコード入力が必要となるデビットカード(Giroカード)を使用。過去の歴史などからセキュリティに人一倍敏感なドイツ人、特に40歳以上はカードを信用しておらず、現金主義者が多い。

ざっくりハイライト
6年ぶりのドイツ。懐かしい匂い。じゃがいも。ソーセージ。エモさMAX。6年ぶりの友達はでかくなりすぎて困る。タクシーの値段見てびっくり。ベンツだからしょうがないか。思った以上にカード払いがいたるところでできてびっくり。深夜の学校に入ってみる。怒られる。帰りのアウトバーンで160km/hを体感。


滞在時間
72時間

使用金額
49509円

現金支払いのみ
特になし

使用カード
特になし

使用アプリ
・mytaxi


十カ国目「イギリス」

キャッシュレス度:★★★★☆
金融大国イギリス。そんな国ではキャッシュレスは当たり前なのか。実はロンドン市内のバスは完全キャッシュレスになっている。交通系ICカード「oyster」にチャージしておけばタッチするだけで乗れる。これだけだと日本のSuicaと同じなのだが、違う点が一つ。それはその場で非接触カードもしくはQuickPayでも支払い可能だというところだ。
デビットカードが主流になっているヨーロッパで、特にイギリスではモバイルバンキングのMONZOカードの普及率が高くなっている。アプリをダウンロードしておいてこのカードを使用するとすぐにトランザクション履歴が確認できたり、もし紛失した場合のカードのロックがアプリ一つで簡単にできることが特徴。
シェア自転車も数社出回っており、移動は携帯アプリがあれば便利になる。
またアプリなどを通して座席でのセルフ会計のレストランも多く、便利な生活を楽しめる。

ざっくりハイライト
急遽fixerから「やっぱりイギリスも行ってみたら?」と言われて予定を変更。滞在時間たったの40時間だけだが、せっかくなのでイギリスに行ってみる。物価高い。そして雨。観光地は時間がなくいけず、またインタビューしてもイギリス人になかなか出会えない、そんな過酷な旅になった。ドミトリーのメンバーは全員女性。女性社会は怖い。

滞在時間
40時間

使用金額
22708円

現金支払いのみ
特になし

使用カード
・oysterカード

使用アプリ
・MONZO(銀行口座必要)
・Revolt(銀行口座必要)
・Curve(銀行口座必要)
・Cycle Hire


十一カ国目「アメリカ」

キャッシュレス度:★★★★★
アメリカといえばシアトル。シアトルといえばAmazon GO。キャッシュレス界隈の方は絶対に一度は体験した方がいいなと思うほど、スマートかつ斬新です。用意するものはQRコードのみ。あとは店内のカメラで動作を追ってレジを通さず外に出るだけ。数分後には携帯に領収書とともにカードから引き落とされる。現在シアトルには3店舗あり、初店舗は50%くらいが観光客であったが残りの2店舗は実生活に溶け込んでいた。
またアメリカのスタバアプリでは店頭にいかなくてもオンライン注文が可能。シアトルには完全キャッシュレス店舗もある。またスタバだけではなくフードチェーン店数社も同様にオンライン注文が可能となっており、無駄な待ち時間を短縮することができる。
また個人間送金アプリとして強いのがVenmo。こちらはワシントン大学生のほとんどが使用しており、このアプリを通してシェアハウスに住む学生は家賃や光熱費なども割り勘していて大学生の必需品とも言えるアプリになっている。

さっくりハイライト
最終国。行くとこありすぎて大変。イギリスからの長時間フライトでお尻が爆発しそうだった。ついてすぐドミノピザ。意外と高い。地図に行き先のピンをつけ、電動自転車LIMEとともにシアトルの街を駆け巡る。スタバ一号店を間違えたのは内緒。結局スタバ4店舗。AmazonGo3店舗。Amazon Booksなどなどキャッシュレスをたくさん体験できた。この国が一番面白かった。
ワシントン大学の学生はみんな優しい。
日本に帰国してすぐ、財布を捨てキャッシュレッサーになりました。

滞在時間
73.5時間

使用金額
58784円

現金支払いのみ
・特になし

使用カード
・orcaカード

使用アプリ
・スターバックスアプリ
・Amazon 
・Amazon Go
・venmo
・Lime
・Caviar


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