忘れ花~エピローグ~

駅前の大通りから横道に入り、路地を少し歩くと
『HANA』という少し風変りな”花屋”がある。

引き寄せられるように、その店に訪れた客が目にするのは
一見、花屋とはわからない、ほとんど花の置いていない店内と
女店主。

 そこで売られているのは、少しの花と、少しの夢(想い)、だ。

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