突如現れたGeForceMX350

昨日の未明にNVIDIAのホームページに突如、GeForceMX330・350のページが現れました。

GeForceのMXシリーズに関しては、毎回アナウンスがなく登場しており、今回もひっそりと登場した形です。ページにはIceLakeに内蔵されているIrisPlusGraphicsと比較していると思われるキャッチフレーズが書かれており、それによると、1065G7の2〜2.5倍の描画性能があるという触れ込みになっています。

単純に1065G7の2.5倍というのは、倍精度小数点演算性能で2TFLOPS前後の性能を持っていることを意味し、GeForceGTX1050、下手するとGeForceGTX1650に匹敵することになります。この描画性能が薄型ラップトップで実現することになると、ゲームチェンジャーとも言える変革が訪れるかもしれません。

ホームページには性能の大まかな説明のみで、まだスペックシートなどは公表されていないのです(そもそもMXシリーズはスペックシートは出ないと思われます)が、海外のGPUデータベース系のページにはすでにスペックが出ています。

それを見ると、GeForceMX350で1.8TFLOPSの性能があるとされています。これはGeForceGTX1050とほぼ同じです。実際性能比較でもほぼ互角か、むしろGeForceMX350が優位であるかのように書かれています。

まだ搭載PCが出ていないので、何もわからないのが現状ですが、MXシリーズは発表されると搭載PCもほどなく発表されるのがいつものパターンです。搭載製品が出たら是非比較して性能を試してみたいと思います。

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