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UFO

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UFO、未確認飛行物体についての話です
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#UFO調査

場違いなテイルシッター

 旧ツイッターでJeff Knoxさんという人の投稿から、CUFOSというアメリカのUFO団体が収集した事例の中に、興味深い話がある事を知った。

 1982年3月21日夜、カール・スチュワート氏はインディアナ州ウェインからオハイオ州ミドルフィールドまで、州間高速道路80号線に沿って東へ車を走らせていた。

 1時間半程走った夜8時か9時頃、オハイオ州北西部を通りかかると、丘の上に着陸態勢のジェッ

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ある「ナチスの円盤」

 ナチスドイツの開発した空飛ぶ円盤という話がある。

 しかし、その真相のほとんどは円形翼の固定翼機、円形翼のジェット式VTOL機、ジェット式のオートジャイロ、ダクテッドファンを多用したマルチコプター、そして円盤によく似た形をした新発明のエンジン等(エンジンだけでは飛行できない)といった所である。

 つまり、ミステリアスではあるけれど、決して実現不可能ではない。あるいは存在しても不思議ではないと

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空飛ぶ円盤・そのイメージの形成

 大航海時代においては『空飛ぶ帆船』の目撃例が、飛行船の開発が始まった頃には『幽霊飛行船』が、1940年代後半にV2号の話が広まると『幽霊ロケット』が、戦後のSFブーム期には『空飛ぶ円盤』が、ベトナム戦争の頃にはカイユースやイロコイスに似た『ブラックヘリコプタ』が、ステルス機が開発されるようになると『トライアングル型UFO』が現れる。
 UFOは非常に流行に敏感な存在なのだ。ついでに

 UFOを

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仙台上空

>仙台上空に未確認物体 午前4時ごろから浮遊か 気象台「全くもって不明」

>仙台市南西部の上空で17日朝、風船のような丸い物が浮かんでいるとの目撃例が、相次いで河北新報社に寄せられた。気象台は「全くもって不明。宮城県、仙台市、自衛隊に聞いても分からない」と困惑
https://t.co/8naVYObDSA

 仙台上空に観測気球によく似た飛行物体が滞空していたとの事。
 高度はジェット旅客機の

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ロズウェルの全翼機?

(この記事を書くにあたっては、ツイッターでのゲッター・ショーンさん、蒲田典弘さん、秋月朗芳さん、花田英次郎さんの意見を参考にさせて戴きました)

 UFO趣味を結構続けていると、「あれ? この話ってこうだったっけ?」と思う事が時々ある。

 その中の一つが有名なロズウェル事件。もともと1947年に起きているのだけれど、その時は一応解決(実は正体不明の物体ではなく、気象観測用の気球であった)となって

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UFO趣味(始めてから就職前まで)

 ツイッターで冗談半分で「UFO的生い立ち」を書いたら「いいね」もらったんで、こっちにも。記憶通りなんで間違っているかも。

 小学校低学年(1976~1977位)、友達のS君やG君がUFO本を買ってもらっていて、そこに何人か集まって読んでいた。特にG君の母親が「UFOと宇宙」を購読していて、ガキどもにも見せてくれた。
 テレビでも「報道特バン」などのUFO特集見たし(ワイドショーでもUFOやった

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宇宙アンモナイト?



 2011年1月26日午後2時、オクラホマ東部、アーカンソーとの州境近く。

 クルマの助手席に座っていた女性が目撃。同乗していた夫はこの物体について何も答えられなかったそうだ。
 8角形の柱のような形で、暗い窓が1列あり、最初は触手は出ていなかったという。

参考サイト

https://www.ufosnw.com/newsite/january-26-2011-eastern-oklah

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ヘラジカアブダクション



 Michael BuhlerによるUFO画との事。

 1999年2月25日、ワシントン州のカスケード山脈で、「UFO」にヘラジカがアブダクションされる様子が林業労働者により目撃されたそうだ。

 とにかく、この、奇妙なUFOに(奇妙じゃないUFOなんてあるのか?)、頭だけ突っ込んで誘拐されているヘラジカのビジュアルの良さが全てだと思う。

参考サイト

http://www.thinkab

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「3番、北酒場行きます」ではなくて



 1973年5月、イギリスのワイト島サンダウンのコモンレイクで2人の幼児が目撃した、身長2mほどの怪人で「サンダウン・クラウン」と呼ばれているらしい。友好的な存在で幼児たちとは30分ほど話をしたという。

 2階建ての小屋に住んでいて野生のイチゴを取っていたらしい。
 宇宙人というよりむしろ妖精なのか?

参考サイト

https://obscurban-legend.fandom.com/w

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筒っぽコロコロ



 その昔存在した「UFOと宇宙」という雑誌には「こんなUFO見ました」ってな具合で読者の報告が、結構たくさん載っていたものだった。で、それをひっくり返していて見つけたのがこれ、1975年10月号に載っている。

・目撃日時…1945年2月頃
・目撃場所…自宅の台所
・詳しい状況…台所に置いてある火鉢で妹と温まりあっていた時、突然5合マスから直径2センチ、長さ10センチの黄土色の筒状の物体が飛び

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スペインで



(画像は「ムー特別編集 世界UFO大百科」より)

 1969年1月29日 10時。スペイン、バルセロナ、サバデルから数キロのマタデぺラにて。

 ある老婦人が丘陵地帯を歩いていると大きな音がした。見ると奇妙な形の飛行物体が高圧線に衝突しそうになって急旋回した所だった。物体は長さ3m、幅2.5m、高さ1.5mくらいの大きさで金属製らしく、明るい光がたくさんついていた。タラサの方に飛び去ったが、

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ペスカーラ事件

ペスカーラ事件



 UFOがらみの話ってのは都市伝説の一種、近代の妖怪みたいなのもあるんだけど、一時は『乗り物に分類されるだろう』と思われていた。飛ぶ乗り物であれば飛行機、ってことで航空機について語る立場の人が空飛ぶ円盤を語る時期もあったものだ。それも肯定的に。

 で、アメリカはホワイトサンズでロケット技師やっていて、円盤搭乗体験しちゃったダニエル・フライなんかもその一人。日本にも航空雑誌やっていてそっち系に

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雪ん子宇宙人の正体



「ムー特別編集 世界UFO大百科」より

◆事件名

『アルタス・バルダス事件』(仮)

◆概要

[ジャンル] ?

[日時] 1971.2 中旬

[場所] アルゼンチン リオネグロ州アルタス・バルダス

[体験者] フランクリン・アルタミラノ

[事件の経緯、内容]

 古い道を車で走っていたフランクリン・アルタミラノは、3人の妙な人物が道の真ん中で彼に向かって歩いている

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ふた付きドンブリ円盤

 宇宙人とかUFOというのは何か怖い存在だ。しかし時代によってはそうではないのかも知れない。

『UFOと宇宙』1976年10月号には東北地方でのUFO目撃の例がいくつか載っている。
 その中で私にとって最もユニークで興味深いのが『フタ付きドンブリ型円盤-蔵王山麓に出現』という記事である。
 目撃されたのは1974年8月6日午後8時頃、宮城県遠刈田温泉近くの別荘地『蔵王園』。目撃者は当時71歳の小

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