鉄道趣味論

7
ノート

辛子色に塗ってみま専科

トミーテック猫屋線に蒸気機関車が加わるという。それに関連して、ナローの蒸気機関車を黒以外で塗ることについての話が出た。

 日本の戦後の蒸気機関車のほとんどが黒という印象は多くの人が持っている。しかし趣味、遊びとしての鉄道模型を考えた時に、本当に実物追従でいいのだろうか?

 おそらく、蒸気機関車が黒というのは、その写真の多くがモノクロだった為に印象として持たれているのだろう。そして最後に残った国

もっとみる

「みんな知ってる鉄道車両」の終焉

Nゲージ鉄道車両の少なかった頃、マックス(グリーンマックス)のプラキットは、その車種を出来はともかく(つまり作成する腕に左右される)増やすのに貢献してくれた。

 今、こういうのはどうだろうと考えた所で愕然とした。昔は「みんなが知ってるけど模型になっていない」車両があったけれど、今は好きな車両が年代で分散していて、かつ地方で分散している。
 旧型客車は(うるさく言わなければ)全国区だった。旧型国電

もっとみる

青木鉄道博覧会

東京ビッグサイトでの鉄道模型イベントの帰りに、吉祥寺で行われた青木俊直氏の個展に行ってきた。青木氏の事は、以前ツイッターで「あまちゃん」のイラストが回ってきた人としての認識しか無かった。

 ただ、今回の作品展の開催を知らせるイラストを見て、「只者ではない」と思った。この「ARE」のロゴ、(今は無き)ヨーロッパ国際急行の「TEE」をもじったものであるのは明白で、本人のおっしゃる「鉄道にあまり詳しく

もっとみる

池袋鉄道模型芸術祭 その1

すげえ、鉄道模型が液体の上を走っている。
 
 

 枯山水か? 石が動きます。
 
 

 スケールが大きいと、それだけで見映えします。光って走るネコバスがいい!
 
 

 枯山水より目は引かなかったようですが、これもなかなかでしたよ。
 
 

 小さいのは他の場所にもありましたが、挑戦したくなりますな。

池袋鉄道模型芸術祭 その2

鏡が仕込まれていたり、色々すごいです。
 
 
 
 

 カワイさんコーナー
 
 
 
 

 猫屋線ベースとの事。吊り掛け電車の姿も。
 
 
 
 

 原色! なおかつこのサイズでまとまりが。
 
 
 
 

 このムラサキは「MSライトブルー」との事。巨匠モロさんも欲しがるモトコンポ。
 
 
 
 

 唐突に組み上げられるガチャガチャ。一体何のイベントなのか?
 
 
 
 

もっとみる

消極的架空鉄道論

「○○警察」と呼ばれる人たちがいる。他人の趣味のやり方に偉そうに首を突っ込んでは、現実世界との違いをあれやこれや指摘する事を史上の喜びとする無粋な連中だ。

 私が架空鉄道に惹かれるのは、架空の世界を創造したいという前向きな理由より、こういう連中に関わりたく無いというのが大きい。

 昔、関水のキハ20やトミーのキハ58は、特定の路線の車両ではなく「どこかのローカル線」だった。だからキハ40の所属

もっとみる

架空鉄道の考えについて

「せっかくの架空鉄道なのにつまらないものがある」という話が雀兄から出た。

 しかしそれは「架空鉄道」というより「心象鉄道」なんじゃないかなと思うのだ。世代によって「蒸気機関車のいた頃の北の炭鉱鉄道」だったり「冷房が入る前の地方鉄道」だったり「ステンレス化する前の都市交通」だったりするだけなのだろう。だから現実に似る。

 かつて鉄道模型趣味誌に掲載された武蔵野急行電鉄や湘南交通といった架空の鉄道

もっとみる