UFOとお化け
自分が子供の頃にはこんな事をいう人がいた。
「人工衛星の飛ぶ時代にお化けなんていない」
「人間が他の星に行こうとしている時代にお化けなんていない」
でも多分それは違う。そんな時代には、
「人工衛星に化けたお化け」
とか
「他の星から来た人に化けたお化け」
が現れるのである。
お化けは死なない。
天狗に誘拐された話と「宇宙人」に誘拐された話はどう違うのかと思う事がある。
天狗にさらわれた少年が、「うちの師匠は空を飛ぶのに盆は使わない」と言っていたりするのだ。
幽霊が現れる前に人魂が出るのと、宇宙人が現れる前に円盤が出るのはどう違うだろう。
以前Spファイル編集長が、沖縄で火を操る妖怪ブナガヤの話をしていた。宇宙人が円盤を操るのとどう違うだろう。
フラットウッズモンスターなど、いかにも化け物、悪魔っぽい「地球外生命」の話もある。
お化けの伝承が「迷信」と言われる事がある。
確かに正しくはないと思う。
しかし、だからと言って、「語らない」、「無かった事にする」のも、どうも間違っている。
もう20年ほど前、自分が「ベントラ」についてインターネットで調べようとした時、これがなかなか無かった。
いわゆる「肯定派」は(CBAという一派がいたの含めて)触れたくないし、「否定派」にとっては(呼ぶと来るなんて)言うまでもなくあり得ない話である。
しかし、ジョージ・ウィリアムソンとかジョージ・ヴァン・タッセルとかの「宇宙語」が日本で流布されたのは事実である。かなりいい加減にしても。
今ではUFOの文化的側面に注目した人達が出てきている。
この方面ではまだまだ発見があるのではないだろうか。
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