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両親と行く✈灼熱のダナン・ホイアン・フエの旅~旅の思い出編~

こんにちは、monoguuです。
前回に引き続き、両親と夫とベトナムを旅したお話です。今回は旅の思い出を綴ってみようと思います。前回(旅の準備編)の記事にご興味のある方は以下からどうぞ。

ダナン・ホイアン・フエの旅程(再掲)

成田空港からダナン国際空港までの道中にて

海外旅行に不慣れな両親を連れての旅です。空港にてcheck inを終えたら手荷物検査と出国手続きの関門があります。こういった検査でひっかかりがちな父は、案の定つかまっていました(どうやらベルトをはずしていなかったらしい)。日本人の出入国手続きは自動化されてとてもスムーズになりましたよね。機械化に若干の戸惑いを隠せない母でしたので、とにかく自分が先導し、真似て通過してもらいました。
話が少しずれますが、新しいことに対する恐怖、不安ってありますよね。わたしはその傾向がけっこう強いほうなのですが、なんでもわからないからやってよ、という姿勢では人間衰えていくなぁと思います。歳をとったらなおさら。自分も20代の頃と比べて腰が重くなっているのを自覚しています。いつでも新しいことを体験し、脳に刺激を与えるのはとても重要だと感じました。

ビーチ!花火!シーフード!のダナン

ダナンの街は想像していたより活気があり、建設途中のホテル(工事が途中でとまっているようなホテル?)や空き地がまだまだあって、これからもっともっと発展していくのかなぁという印象を受けました。また、数キロ広がるビーチが印象的でした。朝5時くらいには多くの人がすでに海に入っていて、日が昇るとさーっと人がいなくなって、夕方からまた人が集まり出すといった具合でした。昼間はとにかく暑いので海に行かないんですねきっと。もちろん観光客っぽい人もいましたが、想像していたより地元の人が多くいました。朝からビーチにたくさんの人がいるってこともそうですが、コンクリートの道を水着を着て裸足で歩いている人がいたり、家族4人で1つのバイクに乗っていたり、大音量のカラオケレストランが夜までどんちゃんしていたり、そういったところに人々の生きるエネルギーを感じました。

早朝のビーチに集まる人たち

また、国際花火大会の開催期間中で、花火も堪能できました。一番の思い出は、シーフード料理。水槽にいるたくさんの魚介類から食べたいものを選ぶシステムのお店が主流で、エビやタコ、イカ、貝など種類も豊富。両親がはしゃいでいました。わたしは、エキゾチックな甲殻類に驚き慄きました。

「Isopod」 を調べると等脚類と出ました…インパクトありすぎ。
これを食べるみたいです。

灼熱のフエへ日帰り観光

ダナンから車で約2時間。日帰りの現地ツアーに参加し、効率的に王宮やお寺、お墓を巡ることができました。最初は電車に乗って自力で行くことも考えたのですが、とにかくとにかく暑かったので、ツアーに参加して専用車で移動できたのがよかったです。ガイドさんは汗だくでがんばってくれました。ランチにはレトロモダンなステキなお店で地元の名物を食べることができました。

Bun bo hue(フエの米粉麺)
見た目と違ってさっぱりした味なので、暑さでバテていてもスルスル食べられます。

世界遺産の街ホイアン

ダナンからタクシーでホイアンへ移動し、一泊することにしました。世界遺産の旧市街は本当に活気があって、特に夜のナイトマーケットは人人人!ですごかったです。夜になると夜風が心地よく、火照った体を冷ましてくれました。ランタンに照らされた街は風情があって、人もたくさんいるのだけれど、都会の人混みとは全然違って不快ではなく、旅の情趣を味わうことができました。ホイアンは小さな街で、旧市街から一歩出ると静かでローカルな雰囲気が感じられ、地元の人々の暮らしも垣間見ることができました。

夜のホイアン旧市街

翌日、ホイアン郊外のミーソン遺跡に行く現地ツアーにも参加しました。青々とした山の中に1000年前の神殿の遺跡があって、現存する煉瓦造りの建物はところどころ植物に覆われていました。壁に残っていたベトナム戦争時に受けた銃弾のあとが印象的でした。ベトナムの自然とともにその歴史も感じることができる良いツアーでした。

終わりに

今回の旅では、活気あるダナンに加え、郊外ののどかでローカルな様子や豊かな自然を感じることができました。乾季だったこともあり、一度も雨に降られずに旅できたことも良かったです。昼間の暑さは尋常じゃないけれど(太陽の光が刺すように痛い感じです)、夕方になると気持ちの良い風が吹き、一日の終わりにあぁ今日も一日終わったなぁとかそんなようなことをしみじみ感じさせてくれる場所でした。日本の自宅から見る夕日と、旅先のベトナムで見る夕日は同じはずなのに、感じるものが違うのはなぜなんでしょう。つくづく旅とは不思議なものだなぁと感じます。
勝手気ままな両親との旅は、いろいろ大変に感じることもあったけれど(途中で財布をすられる事件がありました汗)、いい冥土の土産になったわ~と言っていたので終わり良ければ総て良し、と思っています。
Special Thanksは夫です。本当にありがとうございます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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