最近、親しい方からの依頼イラストを描き終えました。安心しております。

絵を描くのは好きなのですが、“お願い”されてしまうと途端に重荷になってしまいます。そもそもゴールを決めずに気まぐれに手を動かして描いているタイプなので、最初から「こういうイラストを」と指定があると手も足も出なくなることがよくあります。だからといって「好きに描いていいよ」と言われてもプレッシャーは変わりないので、依頼されるという形態が苦手なのかも知れません。

そもそも依頼があると、息抜きの落書きやイラストを描くのも罪悪感を感じるようになり描くのをためらう→フラストレーションが溜まる→描きたいのに描けない、というループに陥りがちです。でも、大切な人だしせっかくお願いしてくれたのだから描きたい、頑張ればいけると思ってうっかり受けてしまうんですよね。断る勇気、大切です。
絵を描くのにも波がある私の本音は、絵くらい俺の自由に楽しく描かせてくれ、制限をかけないでくれ、仕事じゃないんだから！なのかも知れません。

さて、今回のイラストは依頼絵を描き終えて開放感にあふれた状態で描きました。中華娘の美人画風です。思いつきでポーズ集の模写から描き始めたのでこんな仕上がりになるとは思っていませんでしたが、気に入っています。
アクセサリーもお洋服の刺繍も、写真を見ながら全部手描きで描きました。

こちらはお洋服の色を変えてみました。赤も強そうで好きですが、地が水色だと中華風キャスキッドソンみたいで可愛らしいですね。ちなみに年上の私の友人はキャスキッドソンのことをキットカットソンと言います(かわいい)。この柄をランダムに配置して壁紙を作ってみてもいいかも知れません。