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井上尚弥4団体統一🥊

先日、4団体統一戦が行われ、井上尚弥選手が勝った。
正直、負ける要素がないなと思っていた。
相手は「(井上選手に)穴がある。」と事前の会見で言っていたが、
僕からすれば「そんなわけあるかい!」って感じだった。
蓋を開けたら圧勝と言っていい内容だと思う。
相手選手も試合後の会見では
「格が違う。」と発言している。
まぁ最初から
「格が違うので、胸を借りるつもりで試合する。」
とは言わないので、
相手も仕事をしたといえるだろう。

さて内容なのだが、僕はKOしたあたりしか見ていない。
他のところはフワっとみただけなのだが、
今回は少しファイトスタイルを変えているように見えた。
メイウェザーに近いスタイルのように見える。
かなり攻撃的な印象を受けた。

攻撃的と言っても防御を疎かにしているという意味ではない。
手が攻撃を意識しまくっているということだ。

防御は距離とポジショニング、スウェーで対応していた。
それも最小限も最小限、ギリギリのところだ。
相手のパンチの先にキスができそうなノリだ。
相手の距離がかなり序盤で盗まれた。
正直その段階で勝ち目がない。

メイウェザーならもう少しショルダーブロックを多用するが、
井上選手はメイウェザーほどは使っていないように見える。
どちらがいいとかはないと思うが、
相手選手はまともに触れることもままならないまま
試合が終わったような感覚だろう。

相手の選手はチャンピオンだ!
弱くない!
ボクシングのチャンピオンは1位の上にある。
特別な存在なのだ❗️
その相手に格の差を見せつける。
そのことが異常なのだ。

そして、最後のラッシュを見た時に震えた。
パンチを打つと反作用が起き、
自分の方に力が返ってくるのだ。
それを全く感じさせないのだ。
全弾🥊
単発ならそれっぽいことを僕でもできる。
あれを実用性の高いレベル(世界で戦えるぐらい)で
連打できるなど、された側はたまったものじゃない。
もちろんそれまでに相手は十分に削られている。
無防備にいきなりやったわけではない。
計算され尽くした詰将棋のようなラッシュ。
将棋でいうところの『詰めろ』だ。

ということで、負ける要素がどこにもない試合だった。
井上選手は上の階級に移るそうだが、
僕の予想は階級を上げていくのではなく、
2階級4団体統一王者になることではないかと思っている。

そしてそれはかつて誰も成し遂げていない偉業であり、
それを成し遂げると僕は確信している。

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