高松宮記念予想(2024)&第1Q振り返り
先週の阪神大賞典はTier B評価はダメでしたがAのテーオーロイヤル単複を厚めに買っていたので大丈夫でした。危ない危ない…なんとか回収率が80%に乗りました。
さて、今年の予想も10回になりましたので、過去10回の予想結果を振り返りましょう。
予想でTier A評価をした馬たちの成績を集計すると、3-5-3-7という結果になりました。
1着は少ないですが、馬券圏内率は11/18と61.1%となかなかですね。
これ、Tier A評価の馬に1レース3000円の予算を複勝全ツッパしたらどうなっていたのでしょうね。まあ複勝のオッズはたかが知れてるのでせいぜい80%の回収率くらいに落ち着くとは思いますが……
んん…?
回収率117%の的中率9割…?
……つまり、変に馬券の買い方をこねくり回さず、複勝だけ買ってればプラスだった…ってコト?
いい学びになりました……ね……。
いや、自分の馬券の下手さに結構、かなり凹みました。
今週は高松宮記念。
予想はこんな感じで。
Tier A:ナムラクレア/ビクターザウィナー
Tier B:トウシンマカオ
トウシンマカオにもウインマーベルにも再三馬券でお世話になってはいますが、私がトップスプリンターと認めるのはナムラクレアだけです。
トウシンマカオはあくまでも準一線級、ウインマーベルは1400以上が適距離の馬と考えています。
なので、荒れ馬場の経験もあるナムラクレアは絶対、それに加えて香港からの刺客ビクターザウィナーです。
ビクターザウィナーは初めての左回りコースですが、JRA-VANの記事によれば調教師が左回りのほうが良いと言っているので私は真に受けてみようと思います。
語ると長くなるのですが、私は「日本のスプリンターはレベルが低い」論者です。
というのは、日本で流行しているサンデーサイレンスの血はスプリンターの血ではないからです。
サンデーサイレンス産駒でスプリント重賞を勝った馬はたったの13頭、下記の馬たちです。
サンデーサイレンス産駒による重賞勝利数は300を超えますが、1200m重賞は上の13頭が勝った19鞍のみです。世代戦を抜けばもっと少ないですね。
その大半にノーザンテーストの血が入っていますが、これはノーザンテースト自身が短距離適性の馬であったことと、ニアークティックの母方から供給されるミオスタチン遺伝子Cが重要であることは疑いようがないと思います。そして、これらの馬はほとんどが「1200しか走れない馬」ではありません。
故に、サンデーサイレンス自身はミオスタチン遺伝子TTのホモだと推定され、サンデーサイレンスの血の寡占が進むほどCCのプロフェッショナルスプリンターは生産されにくいものと考えます。
サンデーサイレンスが日本の競馬を大幅にレベルアップしたことは紛れもない事実ですが、反面で、牝系においてもサンデーサイレンスの血は優先的に残されて飽和が進み、純スプリンターの絶対生産数がデインヒルの血が多い豪州に比べて少なく、転じて日本のスプリントのレベルが下がってしまっているのではないか……という憶測仮説が成り立ちます。
というわけで、私は香港でロケットスタートを武器に香港最強のラッキースワイネスと渡り合っているビクターザウィナーを推します!
仮説が外れて日本馬が上位独占してもそれはそれで!
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