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ラオスな友人


ありがたいことに、わたしには「親友」と呼べるともだちがいて、京都に住んでいるKちゃんの存在がそれにあたる。


今日はその子のことを書こうと思う。


彼女とは知り合ってもう、20年以上になる。
保育園から小学校卒業まで一緒の学校に通い、6年間一緒に登下校した。
Kちゃんが中学受験で別の学校へ通うようになってからも関係が途切れることなく、帰省したら連絡をくれたり、わたしがたまに京都へ遊びに行ったりもする関係だ。


昨日、Kちゃんと1年ぶりに再会し、2人にとって定番となりつつある近所のおすし屋さんで夜ご飯を食べた。彼女と話すときは時間を忘れがちで、昨日も例外なく閉店直前まで粘ってしまった。


ダンスとピアノと塾の教室が一緒だったKちゃんは、一緒に過ごした期間こそ短いものの(保育園〜小学校3年間同じクラス)、わたしにとって放課後の遊び仲間であり、ダンス仲間であり、勉強仲間であり、ピアノ仲間であり、登下校仲間で、多くの時間を共有した。


小学6年生のとき、クラスのレクレーションで披露するダンスを2人で1曲まるまるゼロから振り付けも動きも全部作った。(懐かしい)


わたしとKちゃんの現在の共通点は、故郷が同じであるということ以外、そこまで無いように思う。彼女は日本トップの医学生で、片やわたしは一般企業に勤めるOLである。それでも「会いたいな。何してるかな。」って思う理由は、純粋に彼女が好きだからである。自分がやると決めたことに関して妥協せず真っ直ぐに突き進む姿勢と、向上心、そして、天然なところが好き。


医者としてのキャリアは決まっているけど、企業インターンに足繁く参加したり、実習がめちゃくちゃ忙しいはずなのにたくさんバイトして、海外旅行していたり。「なんで??」って思って聞くと



「将来こうなりたい。だから今これをやってる。」
って明確なビジョンと行動する理由を持っている。
本当に格好よく、凛々しい。


いつだってそうだった。
自分の得意なことだけでなく、苦手なことも、とりあえずとことんやってみるという負けず嫌いな性格は小さい頃から変わらない(いい意味でだよ!)。次、彼女に会ったとき、何かしらをギブできるよう自分をアップデートしておこう!ってわたしは思える。


そうそう、
帰り際にアイスを食べながら話していたら、ある共通点に気づいたんだった。
わたしが「今、一番行きたい国はラオス」だって話をしたら、Kちゃんは近々ラオスに行く予定であることを教えてくれた。



帰り際、
「もし、わたしが将来病気になったら、診察してね」って言ったら、
「列に並んでくれたら良いよ」ってひとこと。



当たり前やん!って思ったけど。言い方ドライすぎん??笑
そこがまた良いところ。関西行って強くなったな。


10代の頃から世界で活躍できるお医者さんになりたいと夢見ている彼女は、今いろんな国を旅してまわっている。たぶん、5年以上先の話にはなるんだろうけど、そうなった時は全力で応援したいし、わたしも彼女に良い刺激と仲間としての安心感を与えられる親友でありたいと思う。



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