カミーノ・デ・サンティアゴ Day12
ログローニョで2泊した。
サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路はいくつもあるのだけど、今回は1番有名なフランス人の道を歩いている。
約800kmの道のりでは4つの大きな町を通ると聞いた。その1つがログローニョだ。
ログローニョは、ワインで有名なリオハ州にあり ラウレル通りは美味しいバルで賑わう通りだ
パンプローナで出会って以来、縁のあるサニーとはお互い食いしん坊で美味しいものが好きなので ログローニョでバル巡りをすることにした。
美味しいものと それを分かち合える人
幸せな時間です。
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その日泊まったアルベルゲでは、珍しく日本人の方に2人出会った。
藤岡さんという 7回も巡礼路を歩かれてるベテランのおじさまと、ほのかちゃんという女の子。
2人は初日に出会って以来、縁があって共に歩いたり別れてもまた会ったりを繰り返しているらしい
私とサニーみたいだ。
人にはそれぞれ縁がある
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最近朝方寒かったからだろう 昨日は朝から喉が痛かった。
起きて、サニーに話したら薬をくれるという
お互い準備をしていたらそんな話は忘れてしまい、サニーは宿で朝食を取ることに 私は昨日見つけた近くのお気に入りの珈琲屋に行きたかったので、宿で別れた。
コーヒーを飲み終わって出発しようとしたら、サニーがいた。
まだまだ道中長いからって、薬を渡しに来てくれた。
いつだってサニーは優しい。
その後私たちは一緒に歩き、お昼も過ぎた頃、私は陶器のお店を見つけた。
お店の外観に惹かれ そこでサニーとは別れた。
買って持ち帰りたい気持ちは山々だったけど、心の思い出に。
職人さんはかっこいい。
スペインの職人さんに会えて、見させていただけてよかった。
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寄り道をして写真を撮って ゆっくりペースの私は今日も17時着。
サニーから、宿の情報が送られてきたのでそこに向かった。
その宿には台湾人のジュンユもいて、藤岡さんとほのかちゃんもいた。
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そして今日も晴天の中 葡萄畑に囲まれて歩いた
ここはリオハワインの生産地。一面ずっと葡萄畑です。
昨日が31km歩き、今日は21kmだったので楽に感じた
欧米の方は体格のいい方が多いから足が長く 同じスピードで足を動かしていてもどんどん抜かされていく
いつも、ブエンカミーノと挨拶を交わしては色んな人の後ろ姿を見ている
同じ道を歩いているけど きっと違う景色を見てるんだと思う
私たちは自分が見たいように世界を見て
感じたいように感じてる
そんなことを道中歩いてて思った。
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そしてやはり今日も、宿でサニーとジュンウと再会。 見つけるとほっとする2人の笑顔
ワインで乾杯した。
いつも楽しい時間をありがとう。
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