カミーノ折り返し地点
スペインの巡礼路を歩き始めて21日目
半分を越えた。
パンプローナとログローニョとブルゴスと大きな町では2泊ずつ それ以外は毎日歩いている
雨は初日のピレネー越えの土砂降りと、あとはパンプローナで滞在した時のみ
毎日カラッと晴れ、日中はまだまだ暑く 最近は朝方太陽が昇る前は寒い
パンプローナで出会って以来ご縁のあったサニーとジュンウとは、3日前別れて以来会っていない。
サニーは少し先へ ジュンウは少し後にいるようだ
少し寂しい気持ちもあるけれど、人生と一緒
全ては流れてるんだ
縁があれば、また会えるだろう
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みんなと別れた次の日 前回の日記で夜ご飯にありつけなかった私は、翌朝歩き始め 真っ先に見つけた村の小さなスーパーマーケットでサンドイッチとコーヒーを頼んだ。
そこのサンドイッチは少しパンが乾燥してパサっとしていたけれど、空腹は最高の調味料とはほんと、その通り。
食べれるということが幸せな朝だった。
日の当たる席しかなく、1人の女の子が日陰の地べたに座って食べていた。
日本人はとても少ないので、隣に座っていいか英語で話しかけた。そしたら「日本人ですか?」と聞かれ、彼女も日本人だった。
彼女の名前ははるちゃん。日本人に会うのは私で2人目だそう。
私より大分年下なのに、どんと落ち着いていて、人懐こい笑顔の可愛い女の子
お互いの道中のこと 日本でのこと こんな場所にいながら日本で共通の友人がいたり、車を改造して暮らしていたり。冬は長野で働いていたり。
共通点の多いはるちゃんと 話が止まらなくなり、その日は一緒に歩いた。
それから今日まで。沢山いろんな話をし はるちゃんと過ごす時間が多かった。
縁とは流れるようにやってきたり 過ぎていったり また再会したり。
はるちゃんとの話の中で これからの人生 どう生きていきたいのか、思いを巡らした。
あっという間に折り返し地点
後半はどんな体験が待ってるのだろうか。
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最近食べたもの
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