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大物になる人の4つの共通点

お知らせ
林さんが書いた新しい小説が上梓されました。ぜひお読みください。


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今回は「大物」の話。東京渋谷で25年、バーカウンターに立ってきた林伸次さんは、たくさんの「大物」を見てきました。そんな林さんから見て、大物の共通点とはどのようなものでしょうか。

25年間バーカウンターのむこうから見てきた大物の特徴

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

僕、渋谷でバーを25年間やってきて、たくさんの成功したり上手くいったりした人を見てきました。考えてみると、その人たちにはある傾向があるんですね。今回は、その特徴を書いてみます。

①フラット
一番感じるのはこれです。例えばですが、僕のバーのカウンターで、すごく偉い人とか有名な人が隣に座ったとしても、妙に卑屈になって頭を下げてしまったり、あるいは逆に構えてしまったりしないで、普通に何事もなく会話ができたり、またすごく軽いお調子者みたいな人が隣に座ったとして、それはそれでまた面白い話題にもっていくことができたりします。

どうしても初めて会った相手は、お互いに「どっちが上か下か」っていうのを考えたり探ったりしながら、会話をするじゃないですか。大物になる人は、そういうのが全然なくて、すごくフラットです。それって実は、周りがすごく心地いいんです。

②物怖じしない
特に男性の場合、女性と比べて、「テリトリー問題」っていうのがすごく強くあります。知っている場所なら堂々と振る舞えるけど、全く知らない場所にいくとシューンとしてしまう。「あれ? いつものあの元気はどうしたの?」ってなるじゃないですか。だから、その男性の実力を知るには、その男性が知らないジャンルのお洒落なお店に連れていくとか、その男性がわからない言葉や文化の外国に一緒にいくとかすればいい、ってよく言われます。

それで、男性で大物と言われるタイプの人は、そういう自分の知らない場所やジャンルの場所で、物怖じしないです。好奇心の多さも関係あるような気がします。女性もテリトリー意識はあるけど、それより好奇心が強くて行動してしまうってイメージがありますが、大物になる男性も好奇心が勝つ感覚なのかなあって思います。

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