見出し画像

門田のラジ噺⑤

ラジオの話をしよう。
先日の文化放送の『宮下草薙の15分』は聴いただろうか?
リスナーや宮下草薙さんの2人がテーマに沿って話す番組だがその最新回の投稿で『たけし』からのメールがかなり自由度が高く、なんか、その、程良くぶっ飛んでてこれぞ正しく深夜ラジオのメールという感が強い。

叶わんよ。たけし君。
わんこと夢語らったりするのすげーよ。
放送開始200回も見えて来たので楽しみだ。番組終わりに睡眠削って趣味やってんだオレ、という宮下さんの吐露がやけに響いた。

みんな限られた時間の中で遊び学び今日を生きてる。
俺は何を残していけるのか。

放送開始でいうと日曜夜の有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(サンドリ)も700回を迎えた。
聴いてない時期もあったけど笑いで救われてる節がある。
年末はカラオケ大会すんのかな。
安田(さん)はもう1ヶ月アシスタントとして居ても良かった気がするけど。
新コーナーの恵と鶴太郎が気になる。

TBSラジオだと問わず語りの神田伯山。笑い屋のシゲフジ君の人隣が伺えて貴重でした。
なんか、このゲラを含めてこの人の番組があるんだなと伝わって来ました。
先日のお笑いウィークの時のANNも面白かったです。
心配だから顔出してやるよ、と言ってくれた高田先生が来てくれなかった!
から深夜ラジオに対しての連綿と積み上げて来た畏れ多い存在に対してのアンチテーゼを提唱しつつ後半にかけてトークのエンジンがかかりこれから番組スタッフ一同TBSに収録行くんですよ、はただただ圧巻。

朝焼け広がる有楽町から赤坂へ向かう彼らを想像し、心で敬礼しつつ。
番組をやる側としての気力と根気、そのどれも欠けてしまってもおもろい番組は成立しない。
そして受け手側は聴取する方法が増えた昨今、無理してまで生にこだわる必要もない。※1
送り手側は音響機材が一揃えあれば定時にスタジオに赴かずともロケ先やツアー先、現地先で予め収録しても良いし、こちら側も聴ける時に聴いたっていい。

Ado嬢の『こんな遅い時間まで起きてラジオをやってるってなんかおかしいよ』、の発言はご尤もでもある。
夜勤の方やこれからの為にと受験勉強はさておき、太古の昔から夜ってーのは大体お芝居や映画を観たり疲れて眠くなるまではっちゃけたり酒ぇ引っ掛けて朝んなって目え覚めてあートイレどこ?ここ?
か或いは指輪を交わした大事な人と過ごす時間なのだ。

時代錯誤でかつ、語弊がある言い方だけど。

勿論それらを下支えするリスナーあってのものだねだけど、そのリスナー達のラジオやスマホの画面の向こうにはいつでもその耳目を追い続けるであろうパーソナリティの存在が欠かせない。

リアルタイムで聴けなかったのを悔やんでいる。
神田伯山ANNの2回目があるのを待っている。

※1 少し前の回のあのちゃんのANNでとある芸能人に対してのリアクションメールで根拠も無くソースも無い内容を読み上げてから問題になり、ラジオ局のスタンスとしてリアクションメール自体への扱いが少しずつ変わって来ている様に感じる。

リアルタイムで聴取してリスナーとパーソナリティ間でキャッチボールのような気軽さがあるリアクションメールだが、どうも一筋縄ではいかない節もある。
かといって当たり障りもないメールばかりを採用してると読まれない側は他の番組へと見限るだろうし、匙加減が厳しい所だ。