「継続することの大切さ。SDGsコーナーが、人が集まる場所に成長を続ける」|モンテディオ山形SDGsコーナー体験記
8月19日(土)、ロアッソ熊本戦。SDGsコーナーでは、スタンプカードの達成者向けに選手オリジナルカードが配布されました。
SDGsコーナーに通って、選手オリジナルカードをゲット
SDGsコーナーでは、資料配布や展示を行っているSDGsブースを訪れたり、ユニバーサルスポーツ体験コーナーに参加したりした方に押印する、スタンプカードを実施しています。SDGsコーナーをスタートさせた3年前から続けている取り組みで、多くの方がスタンプを集めてくれています。この日は、スタンプがたまった方に選手オリジナルカードを配布しました。SDGsマーク入りのここでしか入手できないカードということで、受け取った人はとても喜んでくれたようです。
今回、選手オリジナルカードを受け取ったサポーターの方は「ユニバーサルスポーツ体験は、自分が知らないスポーツを体験できてうれしいです。また、SDGsブースでは、ワークショップの開催が多いことも魅力的。小学生の頃に戻った気持ちで工作をしたりしています。モンテディオ山形の応援に来るだけで、いろいろと楽しめて、さらには選手のカードまでもらえるのはありがたいですね」と話してくれました。
なかには、SDGsブースでサポーター同士が顔見知りになるケースもあり、「応援に来るたびに同じ場所に通う」ということが、関係人口の拡大につながっているようです。
定番となったモルック。毎回大勢の人が集まる人気コンテンツに
ユニバーサルスポーツ体験コーナーはモルックを実施しました。何度も登場しているため、ルール説明は不要という方も増えていますが、一方で「初めてやります。テレビなどでよく見るので、やってみたかった」という方も、まだまだ多いです。初心者の方には、今シーズンのSDGsコーナーで活躍してくれている山形県青年の家がコーディネートするボランティアサークル「nicoこえ」のメンバーや、県内の高等教育機関の学生のボランティアスタッフがルール説明などを行います。子どもたちと一緒に楽しみながらコーナーを運営する様子はとても微笑ましいです。
SDGsコーナーを訪れてくださる方の中には、スタッフとのおしゃべりを楽しんでいる方もいらっしゃいます。私も、2年以上コーナーで取材活動を続け、顔見知りになったサポーターの方もいて、近況を話したりすることもあります。その会話から、ブースで配布されている資料や、ユニバーサルスポーツに関する話に展開することも。
スタンプを集めるため、スタッフと話すため、ボランティア学生との交流のため、ユニバーサルスポーツを楽しむため……、コーナーを訪れる理由はさまざまですが、「モンテディオ山形の応援に来たし、SDGsコーナーに立ち寄ろう」と思ってくれる人は、着実に増えているように感じます。
まず、毎回立ち寄っていただき、その中で、自分にとって有益な情報を得たり、社会問題を考える機会になったり、そういった一歩一歩が大切なのだと思います。
2023モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.15
2023/8/19(Sat)
第31節
vs ロアッソ熊本
ライター
松田 陽
●SDGsパートナー