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【臨床医学】貧血について

【2023/05/20 更新】このアカウントは鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・言語聴覚士などの国家試験対策の覚え方のコツ・ノウハウ・ゴロ合わせなどをお伝えしています。

【臨床医学総論】【一般臨床医学総論】
 ⏩ 貧血 についての解説

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オンラインで試験対策を学ぶなら森元塾 塾長のもぬけです。

【まとめ】重要なポイント

【再生不良性貧血】
 白血球・赤血球・血小板のすべてが減少する疾患

【貧血の分類】
 ▶ビタミン欠乏性貧血
 ▶鉄欠乏性貧血
 など

【貧血症状】
 ▶疲労
 ▶動悸
 ▶息切れ
 ▶血色不良
 ▶頭痛
 ▶耳鳴り
 ▶めまい
 ▶微熱
 ▶皮膚や粘膜の蒼白
 ▶下半身のむくみ

【小球性貧血】
 赤血球:正常よりも小さい
 鉄・タンパク質不足でヘモグロビン自体が小さくなる
 ▶鉄欠乏性貧血

【大球性貧血】
 赤血球:正常より大きい
 赤血球細胞を作る過程で必要な成分が不足して起こる

【正球性貧血】
 赤血球:正常
 出血・溶血・造血機能の異常などで起こる

【貧血で起こる脈の変化】
 ▶頻脈

【臨床医学】貧血の定義・概念

【貧血】
 末梢血液中の赤血球数・ヘモグロビン濃度・ヘマトクリット値が低下した状態

【WHOの貧血の定義】
[ヘモグロビン値]
 成人男性:13g/dl未満
 成人女性: 12g/dl未満
 高齢者・妊婦:11g/dl未満

【貧血の症状】
[低酸素に基づく症状]
 ▶皮膚・粘膜の蒼白
 ▶息切れ
 ▶めまい
 ▶倦怠感
[代償作用]
 ▶心悸亢進
 ▶動悸
[心不全]
 (※貧血が高度のままで長期間で)
 ▶浮腫
 ▶呼吸困難

【鉄欠乏性貧血特有の症状】
 ▶スプーン状爪

【巨赤芽球性貧血】
 ▶舌乳頭萎縮(ハンター舌炎)
 ▶運動失調

【溶血性貧血】
 ▶黄疸


【臨床医学】鉄欠乏性貧血

【鉄欠乏性貧血】
 鉄が欠乏して赤芽球内でのヘモグロビン合成が傷害されて起きる貧血の病態をいう。


【臨床医学】巨赤芽球性貧血

【巨赤芽球性貧血】
 細胞の核の成熟に必要なビタミンB12もしくは葉酸が欠乏して起きる貧血の総称である。


【臨床医学】溶血性貧血

【溶血性貧血】
 赤血球の寿命が短縮して起きる貧血の総称。

【溶血性貧血の症状】
 ▶黄疸
 ▶脾腫
 ▶胆石症
 ▶血尿
 ▶腰痛
 ▶発熱
 ■息切れ・動悸・めまい・易疲労感


【臨床医学】再生不良性貧血

【再生不良性貧血】
多能性幹細胞の障害が原因となって骨髄の低形成・末梢血液の汎血球減少をきたした病態である

【再生不良性貧血の症状】
 ▶汎血球減少
 ▶気道感染症・尿路感染症
 ▶出血傾向
 ▶顔面蒼白・息切れ・動悸・めまい・立ちくらみ・易疲労感・頭重感・頭痛
 ▶微熱

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