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乱視が入ったちょうド近眼が眼鏡を作った時の話

私メガネ無いと生活が出来ないレベルのド近眼な上にど乱視でして。裸眼の視力0.1ありません。
で、メガネって特に毎日かけてる人だと大体3年位で寿命が来るんですが、ある時メガネ●ーパーでメガネ作ったらですね、すっごい見えづらいんですよ。視力検査をしてもらってメガネ作ったので矯正自体はされてるはずなんですが、視界がどうにもかすむ。あまりにも霞んで目が疲れるので、メガネ●ーパーで、「作ったばっかりなのに見えづらいんですけど」って相談しに行ったら、金を払った客にはもう用がないのかどうか分からないのですが、お兄さんが冷たく「そんなはずはないですね〜」って言って終わりだったので、二度とここでは作らんと心に決めて、結局その眼鏡を半年くらいは我慢してしばらく使ってたんですが、本当に疲れるので観念してメガネもう一個作ることにしました。

で、今度はお金かかってもいいからちゃんと視力矯正してくれるところを探そうと思って、色々調べた結果、ヒットしたお店がこちら。

メガネの大宝堂
http://www.taihodo.net

サイトを見てもらえばわかると思うんですが、使ってる器具からなんから全部違って(こんな検査室がある)↓

http://www.taihodo.net/expert/making/measurement/index.html

…諭吉さんが10人位羽ばたきましたが、無事にかけていて全く疲れないメガネを手に入れることができたのでした。

しかしメガネ●ーパーのメガネを無理して半年使ってたせいで視力は落ちてました。…こっちだって別に安くはなかったのに!!!!!

…で、めでたしめでたしで終わればよかったんですが。

太宝堂さんって熊本でしか展開してないんですよね。

で、いい眼鏡でも、レンズっていうのは大体3年、長くても5年位で寿命が来ます(レンズのコーティングがはげてひび割れる、クラックっていう現象が起こる)。特に毎日起きてる間ずーっとかけてる人。

福岡に帰った時に、大宝堂さんで作った眼鏡、寿命が来ちゃったんですね。5年を越えて持ってくれたので、レンズの平均寿命よりはずっと長く使えたのですが。

で、困ったぞ、ってなりまして。
まさかメガネを作るためだけに福岡から熊本まで通うわけにもいかないし。
で、似たような感じでメガネ丁寧に作ってもらえるところないかなーって探して、ネットで出てきたのがここ。

株式会社吉田時計店
http://yoshida-moji.com

ちょっと遠いが通えないこともないので、実際にお店に行ってみて、「これこれこういう事情があって乱視をちゃんと矯正してもらえないと困るんです、熊本では太宝堂さんでメガネ作ったんですけど、こっちにはなくて困ってて」って相談してみたんですよ。

そしたら眼鏡のよく似合うお兄さんが爽やかなスマイルを浮かべながら
「ああ、うちは大宝堂さんと同じ組合に参加してますので、似たような感じのレンズをお作りできると思いますよ。社員も同じ研修に参加してますので」
とおっしゃったんですね。

組合???????そんなものがあるの??????と頭の中に?????をたくさん浮かべつつ、たしかに大宝堂さんと同じような機械で視力を測定されて乱視も丁寧に矯正してもらって、無事にかけてて楽なメガネを作ることができました。

で、「組合??????あそういえば吉田さんも太宝堂さんも、『認定眼鏡なんちゃら』みたいな資格持った社員がいますって宣伝してる。これのことか???」と思って調べてみました。

公益財団法人 日本眼鏡技術者協会
http://megane-joa.or.jp

認定眼鏡士
http://megane-joa.or.jp/about/

これのことみたい。おお、なんか難しそうだぞ。(残念な客の残念な理解)

ちなみにこのページから、どの眼鏡屋さんに認定眼鏡士さんがいるかも探すことができます。
http://megane-joa.or.jp/roster/

と、いうことで、大阪でもここで認定眼鏡士さんがいるお店を調べて、無事に新しい眼鏡を手に入れることができたのでした。
使ってる視力検査の器具も一緒なので、どこで作ってもかけた感触が変わらない。これはとても嬉しい。(さすがに太宝堂さんはその中でも頭ひとつ抜けてましたが(お値段も頭ひとつ抜けてましたが)、疲れない楽ちんなメガネなら認定士さんのいるお店で充分なレベルのものが作れます)
あと、組合さんでそういう規定になっているのかどうかはわからないんですが、使った3店舗とも、メガネのレンズにアフターサービスと補償がついてるのはありがたかったです。最初の1ヶ月、使ってて違和感があるならレンズは無料で交換できますよっていうのは本当にありがたい。とはいえどこでも1回でばっちり矯正してくれるので、交換サービスを使ったことはないんですけどね。

あとは疲れないメガネを作るコツとしては、(私みたいな超絶ド近眼乱視に限ると思いますが)普段使い用と運転用はメガネを分けること。

私はPC作業に最適な0.4〜0.5くらいに矯正してもらったのを普段使いしていて、運転用に1.0まで矯正視力を上げているものは、非常用の予備メガネとしてカバンの中に入れて居ます。ちゃんと乱視が矯正されていれば、視力は0.5くらいのほうが疲れなくて快適なんですね。
以前は0.8以上に矯正したメガネ1本で生活してたんですが、これでPC作業をする→さらに近視すすむ、みたいな悪循環にはまったことがあるので、太宝堂さんで作ったときにこの方式に切り替えました。
普段使い用は頑丈ないいフレーム、運転用は一番安いフレームにしてます。

格安のメガネ屋さんで作るよりははるかに高額なお金が吹っ飛んでいきますが、毎日かけるものだし、フレームもいいものを買えばレンズ3ローテーション、つまり9年くらいは持つので、メガネにだけはお金かけることにしてます。私にとっては生命線ですしね。

ちなみにメガネ●ーパー、最近別の支店に行ってみたら、「別料金でさらに詳細な視力検査をしてメガネをお作りできます!」みたいな張り紙がされていて、「いやそこで別料金取ってどうするんだよ!!!!」って全力でツッコミを入れたくなりました。メガネの基礎でしょそこは!!!!


※2017年4月21日にショートノートに投稿した記事です。「乱視が入った超ド近眼のめがねめがねめがね」改題。

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