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「有料と言い出せない」ベテランライフコーチのスコトーマとは?

「スコトーマを外し、コンフォートゾーンを出る」

こんなテーマで参加者を募り、がっつりグルコンやりました。
    

いろいろ学んでいるのに、起業がどうも上手くいかない。
それは、ビジネスのスキルうんぬんの前に、マインドセットの問題であることがほとんどです。

思い込みや刷り込み。
間違った前提があり、そのせいで間違った努力をしている。

でも、自分で自分のことはなかなかわからない。

いわゆるひとつのスコトーマ(笑)
心理的盲点、ってやつがジャマしてるんですよねぇ。
            

本当に自分のことは自分でわからないです。
鏡で自分を見ても左右逆映しになって、本来の姿を自分で見ることは生涯できないように。

わかっているつもり、知ってるつもりでは『いけない』と、自責している部分が薄く残っているとも感じました。
そのパラレルから出ることも、スコトーマを外すことですね。

わかってるつもり、知ってるつもりを見つけたらスコトーマから出るチャンス。
心身を動かしながら、そのチャンスをつかんで、さらに動きます。


申し込みして本当によかったです。
zoomに入る前は、実はとても緊張していて。
なんか的外れな質問してしまうんじゃないかとか心配したりして。

でも、むつこさんが最後に言われていたように、場の設定を細やかに行ってくださったおかげで、本当に学びと実践につながる時間を過ごすことができました。
感謝感謝です。
参加者の皆様にも感謝感謝です。

   
終了後、即!
参加者のHさんから、こんなメッセージが届きました。

この他にもたくさん、気づきや響いたことを書いて送ってくださったのですが、まさに有言実行。実践してます。動いてますね ^^

「感想を送る」ということも、1つの行動。「いいこと聞いた~」で終わらせず、「書く」ことで理解はさらに定着します。


というわけで、私も

「あー、楽しかった!
やっぱり私はグルコン大好き。
一期一会、何が起こるかわからないライブがたまらなく好き!」

という感想だけで終わらせず(笑)
こうやってnoteを書いています。
   

どんなスコトーマがあり、動けなかったのか?
何が集客やセールスに影響していたのか?

感想をくださったHさんのブレイクスルー、紹介しましょう。

    

   

Hさんはベテランのライフコーチ。
確かなスキルを持った方であることは、お話ししてすぐにわかりました。

Hさん自身が訴えるお悩みは、「有料であることを切り出せない」でした。

目の前の困っている人を見ると、つい相談にのってしまう。
「すっきりしました。ありがとう!」と言われることは嬉しい。
でも、有料で獲得できる案件だったと、後から思うこともしばしば。

どうやっていつ、どんなタイミングで有料を切り出せばいいのでしょう?

   
さて、こんなお悩みにどう答えるか?
    

「どうやっていつ、どんなタイミングで有料を切り出せばいいのでしょう?」

この質問にストレートに答えるなら、クロージングのノウハウやセールスのテクニックをお伝えするのが王道でしょう。

それこそ、「すっきりしました。ありがとうございます!」と、その場では喜ばれると思います。

でも、おそらくそれではHさんのお悩みは解決しない。

なぜなら、本当の問題はそこではないから。

   

「目の前の困っている人を見ると放っておけない」
ここだけ切り取れば、「なんていい人なんでしょう!素晴らしい!」となりますよね。

でも、さらにお話を聞いていくと、その言葉の奥にある間違った前提がくっきり見えてきました。

「お金のブロックなんでしょうかねぇ...」ともつぶやいておられましたが、そうじゃない。

Hさんは「集客」について、

日常で知り合った人たちとコミュニケーションしているうちに、信頼され、「Hさんのコーチングを受けてみたいな」と思ってもらえる。

こんな前提を持っていたんです。

だからずっと、ひとりで悶々としていたんですよね。

でも、「知り合い」はお金を払ってくれない。
有料級のコーチングのスキルを使っているから、すっきり解決している。
だけど、シロウトさんにはそれがわからない…
でも、有料だと切り出せない。
「知り合い」の数も少ないから、クライアントも増えない。
どうしたらいいんでしょう?

    

こうやって文章にして「見える化」すると、「え?なんか変じゃない?」って気づくと思うんです。

でも人間というのは、これをひとりで自分の頭の中だけで、あーだこーだと考えている。
だからまったく気づけないんです。
「そもそもおかしなことしてない?」ってことが。


そもそも、プロならば無料でやりません。
無料でやるときは、なんらかの明確な理由があるときです。

プロとして接していないから、「知り合い」の人はお金を払わないんですよね。

プロなら、プロの動きをすること。
主婦的感覚から卒業すること。

お悩みを整理していくと、Hさんはまずは、この気づきを得られました。


そうです(笑)
これは序の口、「まずは」です ^^


スキルのあるベテランコーチであるのに、起業で突き抜けられないのはなぜか?

本当のスコトーマはなんなのか?
本当の問題は何か?


「知り合いからなんとかしようとしているからこじれてますよね?」
「『私はプロのコーチです。私の体験セッション受けたい人どうぞ』から話を始めれば、問題は生まれないですよね?」

と、対話を進め、問題の核心に迫っていくと、
出たーーー!(笑)

「いろんな疑問も浮かんでるけど、時間もアレなんで...」

サボです、強力なサボタージュ!
Hさん、急に話をそらせて終わらせようとしたんです。

サボタージュとはクライアントが自らの人生に何らかの変化を起こそうとした時に、できない理由をあげつらい、それを引き止めようとする心理的な働きを指します。

「コーチング・バイブル 第4版」より

   

「今、自分が何をしたかわかりますか?
プロのコーチならわかりますよね?」

   
「ああ、逃げた...」


さすが、ベテランコーチさん。
一瞬ですべてを理解されました。


はい。
これが根本原因。ボトルネック。

「逃げた」ってことは、いちばん触れられたくないこと。
今まで無意識に避けてきたこと、なんですよね。
    

クロージングのテクニックとか、はたまたお金のブロックとか。
そんなものは全部まやかし。
本当の問題はそこじゃない。
   

本当の問題、向き合わなきゃいけないのは、

知っている人だけの小さな世界に閉じこもっていること。

広い世界に出ることを恐れている。
そこにフタをし、見ないようにしている。

コンフォートゾーンにとどまり続けていることです。  


自分のコーチングの特徴を上手く説明できないとか、どのプラットフォームを使えばいいのかわからないとか。

コマゴマしたお悩みも語ってくれましたが、それらぜーんぶ、狭い世界から出ないための言い訳。
そこで悩んでいる”フリ”をしているだけです。
悩んでいるうちは、外に出ないで済みますから。

   

知ってる人に売るというスコトーマから出て、知らない人に売る。

出ると決める。
そして売る。

いただいたメールに、こう書かれていました。

もう外に出るときだって気づいて、決めたんですね。

そして売る!
売るって決めないと、売れないですから(笑)


Hさんのモヤモヤやイライラの原因は、
自分にふさわしい場所にいないから。

大きな翼を持っているのに、その翼を広げることが出来ない場所にいたら、そりゃあストレスもたまります。

自由に羽ばたける場所へ、
もう飛び立つときだって、無意識は気づいているから、私のグルコンに申し込んでくれたんでしょう。

だって、私はみちをひらく人 ^^

『私の目の前に現れる人は、転機を迎えた人』

そう設定していますから!

    

   

あれが出来ない。
これも出来ない。
ここが上手くいっていない。

そんな表面的なお悩みを持って、みなさん、大野木研究室のドアを叩いてくれるんですが。

本当の問題って、そこじゃないんです。

  
こんなにも素晴らしい自分。
   

それを認めることが怖い。
それを表に出すことが怖い。

これが根本原因。
究極のスコトーマです。

   

いい加減、あきらめて、
素晴らしい自分であることを認めちゃってくださーい(^^)/

   

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