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喜ばれるより・・・。パート2 #82

毎度!「私、仕出屋やってますけど・・・」って、おっさんが近寄ってくんねんな。これが綺麗な女性やったら、おっちゃんはもっと張り切ってたんやけど・・・。夜の懇親会でっせ。

「鬱陶しい」と思いながらも、相手は必死やん。頑張ってるのに売上は激減してんねんから。

そやから「Aさんは、何を売ってるん?」って。
「うちは仕出屋です」って胸を張って答えてんな。
「何を売ってるん?」って、もう一回聞いてやってん。

「え、仕出屋ですけど・・・」ちょっとトーンが低くくなってるやんか。分かってるんやで、意地悪されることが。そやけどクリアに答えが分かってへんねん。

「そやからダメやねん。仕出屋やなくて、食材を仕入れて、切断・加工・調理して、お客さんに提供する仕事って考えたらええねん。それでお客さんの困ってる点を抜き出したらええねんで」って言うた途端に、色々と出てきたやんか。
「そうか!単身赴任の男性向け夕食、独身男女向けディナーセット、お年寄り向け、カロリー制限食」って。

みんなも手順に沿って空白のマーケットを探してみてくださいね。
ぼーっと考えてるだけでは、絶対に見つからへんで。10万人に1人の天才やないねんから。

「早速それやる!」ってのもダメやで。まだビジョンが出てへんしな。
そやから5年たって「始めたころは競争相手もいなくて儲かったけど、今は厳しいよなぁ。なんか他の事しようかなぁ」って必ずなんねん。
絶対にビジョンを持って仕事に取り組むねん。それも最低、現行規模の100倍以上は必要やねんで。

次回は、違う話やで。
良かったら友達になって帰ってや。
ほなねー。


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