見出し画像

「どこが好きなの」彼に聞かれた

彼からの3度にわたるアプローチの末、私たちは付き合い始めた。

3度も私は何をしていたのか。
自分の気持ちを確かめていた。

付き合うとか、そんな話が出てくる前もなんとなく彼に惹かれている自分がいた。でも、なんとなく。


サークルで出会った時から、私はずっと話してみたいと思っていた。でも、話すタイミングが無くて、私と彼とではやっていることが全く違くて、接点すらなくて、私は「話したい」と思っていたことすら忘れかけていた。

ひょんなことがきっかけで話すようになった。
週末みんなでの飲みが、いつしか2人でするようになった。飲みの次は遊びに切り替わり、初めて2人で遊んだ時は、朝から晩まで一日あっという間だった。



次遊ぶのが楽しみだと思う
LINEを3分おきに確認する

そんな自分を見つけてしまった。そして気づいた。
「好きだな」と。

彼からのアプローチの前から、元彼と別れることは決めていたが、私のメンタルブレイク期間だったからなかなか別れ話もできず、いちばん良くない「保留」の返答を続けた。
彼氏がいる中、アプローチを保留にする私。
別れようと思っていたけど、その時そんな気力は私にはなかった。
それでも、良くないって分かってるよ。
だから断ろうと思っていたの。

でも、「好き」って気づいてしまったから。
別れて2週間足らずで、彼と付き合い始めた。


‪••┈┈┈┈••


私はどうやら、好きという感情に鈍いらしい。
LINEを待っている自分を自覚してやっと気づけるくらいには。

そして、最近聞かれるの。
「俺のどこが好きなの?」

この恋は自分の直感に従いすぎてきてたから、
さて、どう言語化しよう。とそのとき思った。
(だからまだ言えてないの)

だからここから、次会った時に言うための準備をさせてもらう。


‪••┈┈┈┈••


私の好きは絶対に「人柄+尊敬」だと思う。

人柄がとてつもなくいいです!とは言えません。
でも彼の人柄が好きです。

努力をしてきた人が持つ自信のある雰囲気が滲み出ている。きっとそこで得たであろう、過去の栄光をひけらかすなんてことは絶対にしない。むしろ、その時の大変だった話を面白おかしく話してくれる。
きっと私には想像もつかないくらい、たくさんの辛く、苦しい、出来事があっただろうし、努力もしてきて、成功も失敗も、たくさん味わってきたのだろう。でも、それをいい意味で一切感じさせないところ、そしてその経験を目の前の人に余すことなす注ぐ姿が本当にカッコイイんだ。そこは尊敬も含まれるかな。

広島で思いっきり遊んで育ったことが見える、はしゃぎ具合が好き。子供みたい。笑

デートで紙飛行機飛ばすことありますか?


広島旅の最後には、ホテルの割引券を使って普段は高くていけないバーに入った。「カードでカッコよく払いたいから、払っていい?」と聞かれたから「いいよ、ありがとう」ってお会計したの。そうしたらガッツポーズ。あーあ、かっこいいの台無しだよ。でもそんな飾らないアホなところも大好き。

何をするにも身軽で柔軟。身も心も。
noteでお分かりいただけるように、私は結構こんつめて考えて、少々固くなりすぎちゃう。そこをフワッと引き上げてくれる。彼の言葉と態度で。
その言葉選びと、表情と話し方。
柔らかくて優しい雰囲気。
「不安なら何回でも言ってあげるから」
どこまでも人のことを考えてくれるところ。
そんなところに惚れてます。

人のことを考えすぎて、自分を蔑ろにしていないか私は少し不安だけれど、かなり素直に言葉にしてくれている気がして、不安は持ちつつも今は大丈夫かなと感じている。でもやっぱり不安だから、ちゃんと彼を見て支えてあげたいと思う。


私とは住む世界が違うような、大きなことを目指してそれをやってきた人。それだけすごい人が、どうして私を選んでくれたの?とよく不安になります。そうすると、彼は目を見て「みずちゃんのここが好きなんだよ」と丁寧に言葉を紡いでくれます。むしろ彼の方が不安らしいんだ。
そりゃそうだよね、私には声にならない言葉が多すぎるもん。そこはこれからの私の課題です。でも、少しずつだけど話すようになってきて嬉しいって言ってくれる。一方通行をめちゃくちゃ嫌う。確かに一方通行は切ないもんね。だから私もそんな思いをさせないように話そうと思える。



‪••┈┈┈┈••

少しは言語化できたので、次の機会に伝えたいなと思います。
好きの気持ちはちゃんと伝えないと、もったいないよね。

この記事が参加している募集

忘れられない恋物語

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?