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【10/8】androp one-man live tour 2023“fab gravity”@福岡DRUM Be-1

※ライブを観て超個人的な感想なので悪しからず※
※曲名含みます※

ライブ当日の朝
期待と緊張
もはや行かない方がいいのではないかと
思うくらいそわそわしてた
数時間後には始まっていて
その数時間後には終わっているんだ
大事なライブを観るときほど
始まる前から終わりを考えてる

@福岡DRUM Be-1    17:00開演
ちょうど2時間
2019年から今2023年の4年間の
ライブひとつひとつを思い出してた
京都磔磔で聴いたHanabi
代官山unitで聴いたBlue Nude
名古屋クアトロで聴いたRun
EX THEATERで聴いたMirrorDance
effectorツアーで3年ぶりに聴いたVoice
日比谷野音で聴いたSummerDay
豊洲PITで聴いたTokio Stranger
弾き語りのYeah! Yeah! Yeah!
恵比寿ザ・ガーデンホールで聴いたSuperCar
全部大切で
全部大事で
上書きされていたと思っていた想い出たちは
全然色褪せてなくて
黒く塗り潰されていて真っ黒だった表面は
削ってみるとちゃんと色づいたままで
ちゃんと残ってた

「よくやった」
この歌詞で、全部肯定された
内澤さんの叫ぶような、投げかける声も
弾けるような表情も
泣くかなあと思ってたけど
Voice→Toastの流れが
あまりにも幸福感で溢れていて
泣くよりも笑ってた
ステージから聞こえる声が温かくて、力強くて
隣や後ろから聞こえる「ラララ、ラララ」が
あまりにも優しくて
言い表すにはもう、言葉が出てこないけど
「出逢えて本当に良かった」これに尽きる
この4年、コロナ前〜コロナ禍で様々な変化のなか
いつも隣にandropの音楽があって
いつも鳴り続けてくれた
ようやくコロナ禍が明け、声出しも解禁になった
このタイミングでのこの曲
私も誰かにそう言われたかったんだなと思う
彼らも自分自身に『よくやった』と言ってあげてるといいな

「始まる」「走る」「光」「走れ」「大丈夫」
「独りじゃない」「あなたがいるから」
「新しい」「新たな」「何度」「行こう」
今回のセトリは特に背中を押してくれる単語が
よく耳に残った
コロナ前からの定番曲も多く組み込まれていて
前に戻ったみたいだ、と一瞬思ったけど
その次に思ったのは「懐かしい」だった
私もちゃんと歳を重ねているし変わってる
決して過去に戻ってない、進んでる
変わらず響く歌詞
変わらない大好きな声
大好きなバンド

懐かしい曲の音色の愛しさも
それに伴って思い浮かぶ想い出も
あれが聴けてよかった!というより
2時間丸ごとひとつのパック
なんてことない地元が途端に色づく
大事にしようと思う、いつも思い出させてくれる
歌と歌の間
全員が手元を見て楽器を弾いている数秒も
ただただ心地良い
メンバー誰かがアレンジをした時に
すぐに乗っかるフッ軽さ
内澤さんはそれを聞いてハニカミながら歌ってる
そういうひとつひとつが愛しいと思う

雨が降って少し肌寒い
セトリ順に聴きながら歩く夜道
各会場で音楽が鳴ってた日
大好きなDRUM Be-1で彼らを観られて良かった

いつもありがとう
また帰ってきてほしいな

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