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【4/2】androp “Back to the one and zero”

@Zeep DiverCity 18:00開演

ずっと観たいと思い焦がれていた光景がすぐ目の前にあった
薄い白幕越しに見える4人の姿
サビ前の、あの音程を下げる歌い方
投影される沢山の舞い降りる星座
“0”から”Rising Star”のイントロ、佐藤さんのピアノの音
ただひたすらに美しくて
この時間がずっと続いてほしいと思った

最初のMCでの言われた
「(このアルバムの再現ライブは)もう二度とない」
グサリと刺さるものだったけど
そんな今日限りになるかもしれないライブに来れた奇跡を
大切にしまっておく

嬉しそうに歓声を送るお客さんの姿
その声を受け取るメンバーの表情
声でやり取りできる幸福感で胸がいっぱいだった

Rainbows
なんでこんなに温かいんだろうと思う
バンドの音色、リズム、歌詞、声、すべてが優しくて温かい

Plug In Head→Rainbows→AM0:40→Radio
生で聴くとより際立つ緩急のエグさ
カッコイイと優しいが交互に 感情が忙しかったな

明確な理由はない、けどすごく好きな曲 You
2019年期待して向かった京都磔磔で演奏されず
あれれ?と福岡へ引き返そうとするも、台風で初の新幹線泊を経験したという
また別の思い入れがある
あれから3年半、聴くことができたよ過去の自分

Party
お客さんの”イチ” ”ニッ”と増える指が本当に愛らしくて
ニマニマ笑ってしまった
それと打って変わってクールに指を増やす内澤氏

Human Factor
私は2017年の日比谷野音のDVDでこの曲に出会って
あの映像演出を腐る程見た 
いつか生で観れることを願っていたけど、半ば諦めていた
そんな思いも全部報われた今回のライブ
叶えてくれて本当にありがとう

Waltz
ゆらゆら揺れる頭
子守唄のような曲

Encore
バンドの音と内澤さんの声
後ろから聴こえてくるお客さんの口ずさむ声
色んな音が混ざるこの感じ、懐かしいな

終わりを考えた人が作ったはじまりの歌
メンバーに向けて言った「ありがとう」が印象的だった
End roll
『あなたを照らす光になりたい』
 ↓
Hikari
『光に変えて行くよ どんな暗闇も』
『絶望の底に飲み込まれそうなら いつだってあなたを連れて行く』
この10年で強くなったんだなと感じる
いつも側にいてくれる安心感
私は今のこの強さに救われている

Ravel
教会とライブハウス
コーラスアレンジとバリバリのバンドサウンド
どちらも似合う、変幻自在な曲
<会えない休符の隙間を埋めてくれる>の<隙間>の歌い方
“すき” ま 、に聴こえて個人的にすごく好き

コロナ禍で声が出せない環境下で歌われていた
SuperCar
ようやく一緒に歌えた
前に進んでいるんだと実感した
『声じゃない心で』この歌詞を聴くたびに
コロナ禍で感じていた苦しみや虚無感
そしてそれを乗り越えた今日を思い出すんだろうな

Voice
声出しが解禁され、ライブハウスでこの曲が演奏される意味
何年越しだ、ようやく帰ってきた、嬉しい

撮影OKの最後の一曲
「目で観てもいいよ」
このひと言に全部詰まってた
観に来ている人のどんな気持ちも見逃さないこの言葉
最後の最後まで優しい

「懐かしさ」なんてない
私にとってone and zeroの曲は聴きたいと焦がれたものばかりで
もう生では聴けないかもなと諦めていたものばかりだったから
この再現ライブで
念願叶って、いや違うな、叶えてもらって聴くことができた
特別な時間をありがとう
行く選択をして本当によかった


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後日談
4/3(月) 4:00 起床→ 6:20 羽田発 → 8:20 福岡空港着 → 8:40 会社着 → 出勤
〜4/7(金)までサボらず働いた自分を褒めてあげたい…

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