見出し画像

月の光に誘われて

月の光と君の影追いかけて

はしゃいでた帰り道

遠回りして行こうって微笑む君に戸惑いながらも頷く私

緩やかな坂を上がりながら

下らない話を沢山して

サヨナラのきっかけがつかめないのは私だけじゃないみたい

いつの間にか 君の家を通りすぎてた

明日になればまた会えるのに

離れるのがツライなんて

変だね二人

始まったばかりの恋の熱にうかされてるみたいだ

想い出坂を上り下りしながら

繋いだ手を離したくなくて遠回り

いつしか 月は雲に隠れて

ぼんやりとした星の明かりの下

往くあてなく歩き疲れるまで

繋いだ手はそのままにしといて

月の魔法が解ける頃には

二人の影が一つになり

いつしか消え失せていく

月の光に魅せられて

夢の世界に堕ちていく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?