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満月の日にカードをひいてみる

ムーンサイクルハイジーン主宰の安藤愛です。

今日は天秤座の満月です。
個人的には、私のアセンダントの満月ですので、自分自身が満ちる時とも言える。私の月から見ると8室の満月。霊的探索、見えない物事の満月。

そんな日の気分は、ラーマヤナカードです(^^)

今顕在化していないことをカードに聞いてみたいなぁと。
色々な状況の方がいらっしゃると思うので、カードから読み取れるキーワード的なことを並べますので、ご自分に当てはめて捉えてみてください。

ということで、いくつものテーマでカードに教えてもらえるように、今日はホロスコープ状にカードを並べてみていきたいと思います。

まずは真ん中を開けてみる。
今日、この満月の日に対して一枚。

「偽り」のカードですね。

左下にいるのは、黄金の鹿。この鹿が欲しいというシーターのためにラーマが追いかけます。弟のラクシュマナはシーターを守るために家に残りますが、実はこの鹿は鬼が化けたもの。ラーマがこの鹿を射止めた時、その鬼がラーマの声真似で「ラクシュマナ!」と叫んだので、兄を助けに行くためにシーターが家に一人残されてしまう場面。

<キーワード>
何か理想を追いかけすぎているかもしれない。
偽り。もしかしたら、自分に対しての偽りかも。対応するべきは、自分。
本当にそれでいい?それがやりたいこと?
外に向かう。外に出て行くと変化がある(物語もこのあと変化する)。


で、今日は天秤座の満月なので、天秤座を1室としてみます。

「修行」のカードです。

ラーマの父である王様には王子が4人います。みんな仙人のところで修行を始めます。その場面。お妃様(お母さん)が王子を連れて入学式に向かうような場面。

<キーワード> 1室=自分自身、健康、現状
何かのスタート地点。まだ成熟していない。学びを始める状態。
新しい環境。良い指導者。

ふむ。
まさに1室にふさわしい1枚。GWを前に何かはじまりそうな予感ですね。


では、次に4室を見ましょう。
4室の象意は、母親、自分の基盤となるもの、家・土地、車、基礎教育などです。要するに、自分を作り上げるためのもの、土台となるもの。

出たー!笑
コツコツカード!(と呼んでます。笑)

「侵攻」のカード。
鬼ヶ島に囚われたシーターを助けるために、猿軍が海に石を並べて橋にして攻め入るシーン。巨石を地道に一つずつ置いていき、攻め込みます。

<キーワード>
地道な努力。コツコツと。目標に向かって進むしかない。


個人的には、染み渡る1枚(笑)


そして、次は5室。
5室の象意は、恋愛、子供、創造、気分の高揚、初等教育(4室の基礎教育より上の教育)など。

スーパーモンキー・ハヌマーン登場〜!
(安室ちゃんじゃないヨ。笑)

シーターを助けるために、ラーマは猿軍と「同盟」を結びます。

<キーワード>
助けてもらえる、良い仲間ができる、信頼できる関係性。恋愛関係というより良きパートナー。


次は、7室。
7室は、結婚、配偶者、仕事などのパートナー、デビュー&引退(=始まりと終わり)。

あら(^^;)

2人の鬼ですが、この場面で1人は退治できるんですけど、もう1人は取り逃がしてしまう場面。

<キーワード>
一難去ってまた一難。一つ解決したけどまだ問題が残っている。問題の相手は男性。


次に、10室。
10室の象意は、仕事、使命、カルマ。

シーターが生まれるカード。

<キーワード>
はじまり。でもまだ形もはっきりしないぐらいのはじまり。吉兆。

いいですねー
お仕事系はうまくいきそうな予感。

で、最後に12室。

12室は「損失」の部屋ですが、その損失を経て1室に戻る。要するに、手放さないと得られない。

今日、8:49amに満月になってから、すでに月は欠け始めています。次の新月に向けて手放す期間が始まっている。では、何を手放せばいいのか?

あら。真っ暗ですね〜

これは、私の占術の師匠が取り入れたオリジナルカード。
これだけだと読み取りが難しいので、もう一枚引いてみました。

「誘拐」のカード。

最初に出た「偽り」のカードの次の場面です。
「ラクシュマナ!」とラーマの声真似で鬼が叫んだのを聞いた弟ラクシュマナは、お兄さんが危ない!とラーマの元に駆けつけます。その前に、シーターのいる家の前に結界を張って行くのですが、そこにやってきた乞食行者。この行者も実は鬼が化けています。敬虔なシーターは食べ物をあげないとと結界を超えて施しを与えてしまう。でも、その相手は鬼。ここで拐われてしまいます。

<キーワード>
欲望、陰陽の交わり、一線を越える、交流、純粋さゆえの結果。


最初に引いたカードと繋がりましたね。
「偽り」のカードは12番目のカードです。その続きが12室で出た。
しかも、陰陽の交わりのカードの前に「陰」そのものの真っ黒なカードが出ましたね。

これをどう読むか?

つらつらと書いてみます。

今、もしかしたら自分を偽っているような状態かもしれない。自分の気持ちを偽っている状態、もしくは自分を実際よりも良く見せようと思う気持ち、欲望にも似た想い。それは純粋さゆえの欲望とも言える。
でも本当にそれは必要?その物事に関しては、外に向かうための手段かもしれないし、変化のために必要なのかもしれない。そして、陰陽の交わりなので、結果的に交わる。が、その際に手放すべきはなんなのか?陰陽で言うと「陰」の側面。男女で言えば「女」。
とはいえ、ある意味、今は一線を越える必要があるのかも。よいしょっと大きなハードル(結界)を越える。それをしないと1室=はじまりにはならない。そのはじまりを得るために手放して真っ黒=無になる必要がある。

そんな感じでしょうか。

ふむ。
天秤座の満月になかなか深いカードが出てきました。

そうだそうだ。
天秤座といえば、金星支配ですね。

「誘拐」のカードは、緑の乞食行者とピンクのシータが描かれていて、それは「金星」を意味します。

やっぱり12室で出てきたようなことを手放すと、金星支配の天秤座で出た「修行」のカードのように、何か「はじまる」んでしょう。


手放す。。。

ムズカスィ〜〜〜!!!


手放すべきもの、こと、それがなんなのか。
今日は、そんなことを考えてみるのもいいかもしれません(^^)


こんなふうに、ラーマーヤナカードはホロスコープ状に置いてリーディングをすることもできます。

ムーンサイクルハイジーンでは、カードの講座もホロスコープの講座もありますので、ご興味あるほうから始めてみませんか?(^^)

詳しくは、HPをご覧ください。

Moon Cycle Hygiene

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