見出し画像

海底火山噴火のホロスコープの検証

ムーンサイクルハイジーン主宰の安藤愛です。

今日は、ここ数日のブログの最終回です。

まずは今までのブログのリンクを。
まだ読んでない方は、上から順番に読んでいくことをお勧めします。すでに読んでいる方は先に進んでください。


さて、今日は海底火山噴火についてです。

火山と何が違うの?
ってことですが、色々と調べて読んでいると、海底火山は地上の火山より全然実態がわかっていないらしい。なので、不明点が多い、しかも人間が気付かないうちにすでにしばらく噴火していることもあるのが海底火山。


ということで、まずは、恒例の過去の海底火山のホロスコープを見ていきたいと思います。

最初に、1924年10月31日の西表島海底火山噴火。

1924年10月31日 西表島海底火山噴火

12時でたててるのでアセンダントは無視。

今までの検証で頻発していた傾向があまり見られませんね。キモさもあまりない。

太陽と火星のコンジャンクションやアスペクトは特になし。
あえていうと、太陽在住の天秤座からマーラカ2室・7室が火星支配。

その他は、ラーフが木星と月にアスペクト。
ラーフ・ケートゥ・木星が同じ度数。

そんなとこかな。


ということで、すぐに次へ!

1973年の西島付近海底火山噴火。

1973年4月21日 西島付近海底火山噴火

西之島至近の海底で、有史以来噴火記録のない西之島が噴火して、新島ができたとき。

これも12時でたててます。
そして、これもそんなキモさは感じないですね。
あえていうなら、山羊座で高揚している火星が太陽にアスペクト。


ということで、さらに次!

2021年の福徳岡ノ場海底火山噴火。

2021年8月13日 15:00 福徳岡ノ場海底火山噴火

こちらは、何度も噴火と新島形成を繰り返している場所。
有史以来の大体の時間がわかっている時を選んでみました。

これも…太陽と火星の関係はそこまでではないかな。
太陽支配の獅子座に火星在住してるけど、これもキモさはそこまでない。


(キモさ判断でいいのか?笑)


で、次は記憶に新しい2023年の硫黄島沖海底火山噴火。

2023年10月30日 12:20 硫黄島沖海底火山噴火


やっと太陽と火星がコンジャンクション!
(と喜ぶ私…苦笑)

火星視点で見ると、土星、金星、海王星以外の惑星全部にコンジャンクションかアスペクトしているので結構影響ありますね。

そして、この日の前日は、ラーフ・ケートゥが移動する直前の部分月蝕@牡羊座。

いろんなエネルギーがごっちゃになってる時期ですね。


ここまで日本の海底火山を見ていきましたが、最後に、海底火山といえば!という海外の案件を。

2022年のトンガ海底火山噴火。

2022年1月15日 17:00 トンガ海底火山噴火


これは、日本にまで津波が来た海底火山の噴火です。
概要がわかりやすくまとまっているNHKのサイトはこちら。


日本から8000kmも離れたトンガ沖で海底火山が噴火し、噴煙が高さ1万6000m!規模的には20世紀で2番目に大きい火山噴火。

しかし、「揺れを伴わなかった津波」だったため、気象庁も最初は被害の心配はないと発表。でも最終的に、日本の全国8県、最大約23万人に避難指示がでた異例の津波案件です。

アセンダントにラーフ・ケートゥ軸に火星があり、月にアスペクトしてますね。太陽が山羊座に移動して土星とコンジャンクションしたばかりのタイミング。

でもそれ以外は…やはりこれもキモさはないかな。

っていうか、私、もうキモさに麻痺してますね…(苦笑)
「アセンダントにラーフ・ケートゥ軸があり、そこに火星在住、月にアスペクト」の時点で十分キモいっちゃーキモい。


で、ここまで見てきて、気づいたんです。
海底火山って、火山なのに、規則性が薄い!って。

でもね、どっかに規則性があるはず!って思うからここまで検証してきたわけで。またエクセルにまとめてみました。

表に色々まとめてみたんですが…

今までブログでは太陽と火星の関係性を中心に見てきたんですが、実は、見ていくうちに金星がちらリズム。

なんか金星が気になるなぁと思いつつ、後で考えようとそのままにしてきたんですが、今日、「男性的・凶星の火星に対する女性的・吉星の金星」の視点を師匠に頂き!その視点で見てみました。

そうしたところ!
全体的に金星が火星のマーラカ2室やドシュタナ12室にあることが多い!
もちろん、コンジャンクションやアスペクトもある!


でね、これはもう私の妄想的な考察にすぎませんが、地上の出来事は太陽と火星の関係性が顕著に影響。海底火山は海の下だから、ある意味、見えないところでの出来事だから金星との関係のみ。

プラス、地上での出来事は、ほとんどがラーフとのコンジャンクション。海底での噴火は、ラーフ(外向き=地上と解釈)ではなくケートゥ(内向き=海底と解釈)とのコンジャンクションに火星が関係するのかな、と。


で、表の一番下にも入れましたが、例の2025年7月の件ですが…

今まで検証してきた世の中で言われている大地震、富士山噴火、隕石落下、どれにもあまり似てないというか、ピンとこない。

新たに見つけた金星との関係もない。

ある意味、「規則性があまりない」という点と、「ケートゥと火星がコンジャンクション」(2例だけだけど)が海底火山噴火の特徴に似ているかな。


予知夢の本には、「日本の南の沖の方で海底がボコン(噴火)というビジョン」が見えたとあります。

私的には、一番可能性があるのは海底火山噴火かな、と思っています。
もしあるとしたら、ですよ。
ホロスコープ的に似ているだけ。

でね、そう思ったので調べている中で、このサイトのこのページが気になってるんです。


「揺れを伴わない津波」

要するに、「え?揺れた?!津波は大丈夫?!」がないわけです。

気象庁の発表と、市町村の避難指示でやっとわかる津波。
もちろん、トンガの件で事例が1つできたので、研究は進んでいると思います。でも、まだ1例しかないことは確か。

上記のページにもありますが、

気象庁は(2022年)2月から海外で噴煙の高さが約1万5000メートル以上の大規模噴火が発生した場合、噴火から2時間以内に津波に関する速報を出すことにした。

科学技術振興機構「Science Portal」

これについては、この一連のブログを書いている中で初めて知ったことなので、もし、万が一、これから何かあったら速報をきちんとキャッチできるようにしておかないとな、と。

そして、

津波研究が専門の東北大学の今村教授は「大震災を経験して我々は備え以上のことはできない」と強調している。「備え」の基本は事前の避難体制で、実際の避難に際しては津波に関する正確な情報発信が極めて重要だ。

科学技術振興機構「Science Portal」

2年前の文章なので、それから研究がどれだけ進んでいるのかわかりませんが、南海トラフ地震、富士山噴火、首都直下型地震が間近に迫っているのはどの専門家も専門家も言っていること。

そこに、「揺れが伴わない津波」も加えて<備える>ことが大切なのだと思いました。


予知夢の本は信じる信じないはあなた次第。

でも、地震と噴火は、日本にいる限り確実に起こる話。

今回の一連のブログは、その日本の状況に関してきちんと把握して、考えることができた本当に良い機会でした。

ペット食育の講座でもよくお伝えしていますが、「知らないから怖い」んですよね。なので、まず、知る。そして、それを元に、自分で考える。

なんでも同じだな。
その人の思考回路と行動次第で未来は変わる。


ここまで読んでくださってありがとうございました。
ホロスコープを見ても、答えはわかりません。占星術は予言をするものではないので。そんな安っぽい「当たる当たらない」の占いエンターテイメントはここではしません。(これについては当初からずっと言ってますが)

でも、この検証作業の中で「知る」ことができて、「備える」ための地固めができた気がします。機会を頂き、ありがとうございました。←誰に?笑

皆さんにも同じような機会であって欲しいな、と思います(^^)


Moon Cycle Hygiene

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?