ドラマ、未生が面白い(1)

昨年ドラマ化された韓国ドラマ「未生」。
ちょっとだけ時間に余裕ができたので、このところ連続で見てる。
通信会社大手のSKが運営する、インターネット経由のブロードバンドTV、略してbtvっていうのがあり、今住んでる部屋の家主がそれに加入してるせいで、全部屋にチューナーが備え付けされてる。それだと放送後6ヶ月以上経った地上波の番組は無料で見られるのである。
で、この「未生」。元々ネット上のウェブマンガ(ウェブトゥーンと呼ばれる)が原作なんだけど、38万ウォン世代と呼ばれる韓国の就職氷河期真っ只中にある青年の姿を描いたことで、原作が発表された時に大学生から20代の若者に絶大に支持された作品。
書籍化もされ、全10巻の単行本に加え、韓国のマンガには珍しく、大判ハードカバーの限定愛蔵版まで出版され、それは今では中古市場でプレミア価格で取引されてるくらい人気がある。
一般に韓流ドラマというと、一部の作品を除き、「韓国のテレビドラマは恋愛ものばかり」と韓国人すら自嘲するくらい、どんな業界ものも恋愛がらみのものに捻じ曲げて?しまうものと認識されてるので、放送前からこのドラマ化には賛否の声が上がってた。(続く)

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