罪人。
神さま、わたしの罪はなんですか?
あなたはわたしを罪人として、堕天使の道へと導きました。
あなたは何も祈ってはくれなかった。
今のわたしはなんですか?
天使にも、悪魔にもなれなくて。
白い気持ちも、黒い気持ちも持ち合わせるわたしはいったいなんですか?
この羽も、黒でも白でもない中途半端なモノとなってしまいました。
白にも黒にもなれないわたしは、なんですか?
こんなわたしが生きる世界はあなたのなんですか?
わたしはあなたに必要とされているのでしょうか?
どうして何も言ってくれないのですか?
今日もまた、わたしは祈ります。
あなたを想って祈ります。
たとえあなたが応えてくれなくても。
たとえあなたがわたしを見てくれなくても。
ただ、ただ、あなたを想って祈ります。
ああ…。
そうか、これがわたしの罰。
あなたを愛してしまった、わたしの罪は、それでしたね…。
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