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漫画「七夕の国」感想(完結作品を語る! #09)

「七夕の国」岩明均
連載期間 1996年第38号~1999年第6号(ビッグコミックスピリッツ)

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昼でも夜でもおはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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アニメ化・実写映画化もした「寄生獣」の作者の作品。

超能力に宇宙人と、非現実的とも言えるものが中心にありつつも
作者の才能(技術力)で、とても実在感があり面白いです。
(岩明均先生の作品は基本的にどれも面白いです)

漫画が好きで、「寄生獣」も嫌いでない人ならすぐに読むことをオススメします!!

内容は、
のほほんとした大学生男子が、
少なくとも戦国時代から存在する超能力を持っているんだけど
だからといって、浮世離れすることもなく、
普通に悩んだりしながら暮らしている。
そんな中、とある失踪事件が起きて、
結果的に、自分のルーツとも言える場所に行くことに…。

と、ここからドンドン物語が展開していきます。


全4巻(上下2巻の「完全版」もあり)と短いので読みやすいです!

少し変な話ですが、短いと名作とは呼ばれにくい気がします。
短くたって、それで物語がまとまっていればOKなわけですが、
やはり長期連載したほうが目に触れるし、
アニメ化すればそれはさらに倍増するので仕方ないことなんでしょうけど。

…何が言いたいかというと、
「七夕の国」は短いけど名作、ってことです!

まぁ、私が尊敬している人達がこの作品を引用したりしているので
それなりに感度が高い人は当然知っている作品なのかもしれません。

個人的に、短いけど名作だと思う作品に「アカギ」「カイジ」などで知られる福本伸行先生の「無頼伝 涯」がありますが、それはまた別の話。

閑話休題。

終わり方も素敵です!
頼之さんがどうなったかも気になります。

いいことばかりで終わらせると嘘っぽくなりそうなので、最後に一つ付け足し。
絵については、(福本先生の絵ほどではないにせよ)好みが分かれるかも?
私は、まったく気にならない or 慣れて気にならなくなりましたけどね。

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
読んだことない人は読んでみてください。

hiro’
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