「魔法少女サイト｣｢魔法少女サイトSept」佐藤健太郎（Septの作画：宗我部としのり）
連載期間　2013年～2019年（チャンピオン）

連載媒体については詳しくは調べてくださいな。
私はLINEマンガで無料部分を読んで、その後は漫画喫茶で最後まで読みました。

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昼でも夜でもおはようございます！
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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軽くネタバレ？含みます。

知り合いに勧められて読んだ漫画。

「魔法少女サイト」は、
中二の少女が主人公。
つまり、ターゲット層もその辺りだと思われます。

内容は…
不幸な境遇にある少女達が寿命と引き換えに超能力を使える道具（ステッキ）を与えられます。
いじめてきた人達に仕返ししたり、凶暴になって人を傷つけたり…。
その後、魔法少女達は団結していき、ステッキを与えた管理人との攻防へと…。
こんな感じです。

色んな能力があって面白いです。
2010年代の、最新に近い一つの魔法少女マンガとして読んで楽しかったです。
残酷描写もどこかに存在する現実を描いていて、良いと言えば良いです。

ただ、どうにも命が軽く描いているのが大人視点で気になってしまいました。

日本は、10代女性の自殺率が高いんです。
本気になるってことはイコール、寿命を削る（命をかける）ことではないですよね？
寿命を膨大に削って頑張るのが美談になってしまってはダメだと思うんです。

この漫画を読んでいるであろう、
ほとんどの女子中高生はそう思わなかったとしても
一定数はそう思ってしまいそうで…、
作者にはそこの設定をもっと練ってほしかったです！

・「魔法少女サイトSept」について
この繋がらせ方ならわざわざ分けなくてよかったんじゃないのと思いましたが商売の形としてはありなのかもです！

ちなみに、
ラストの少し前で色々な理屈が出てきます。
辻褄合わせというか、壮大になるんですけど、
そこが個人的には取ってつけたようなというか、
ひどいことされたあとで「ドッキリでした～」て言われても
ひどいことはナシにはなりませんよ、という感じでした。

ただまぁ、最終的にハッピーエンドになるところは、
読み進める中で登場人物達を好きになったので、
それなりの満足感は味わえました。

最後に。
もし自分が女子中高生だったら、
この漫画にどっぷりハマっていたかもしれません。

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「魔法少女サイト」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

hiro’
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#マンガ感想文