Netflixを加入したのも、これを見るためといっても過言ではない。って言ってもそこまで思入れがあるわけでなく、大学の授業で見た妹が見てよ言ってきたから見たっていうのが適切かな。

上書き保存と別名保存

これは映画を見を終わってすぐに書いてあるのだが、感想という感想が出ず。

テンション上がったのは、大学時代毎日通った新宿駅が映ったことと、さらに大学まで映ったことぐらい。

あとは、山崎まさよしさんのOne more time,One more chanceが流れた時、鳥肌立ったなー。

新海誠さんの作品だけあって、映像綺麗だし。

っていう浅い感想しか出ない…

一拍おいて、振り返ると「上書き保存と別名保存」という単語が浮かんだ。

女性と男性の恋愛観の違いとかで比喩されるが、女性は恋愛は１つのファイルでどんどんと情報が更新されていくのに対して、男性は１つの恋愛は１つのファイルとしてとっておき、次の恋はまた新しいファイルを作るというもの。

ヒロインの方は、別の相手を見つけ結婚まで進んでいるのに対し、主人公の方は、引っ越して別れた後も、ヒロインのことを心の何処かに居て、彷徨い続けているのが分かる。

社会人になって、お付き合いしても、結局向いているのはヒロインの方ということを見透かされ早々に別れている。

未練たらしいなと思う反面、いや、分かる分かるよその気持ちと言いたくなるし、実際One more time,One more chanceを聞いた時、あーこの曲だよって思った。

この曲を聴くために、この映画作られたんじゃないかと。

One more time,One more chanceのMVかなと。

ヒロイン側の話が途切れているから、ヒロインが薄情な気もしたけど、主人公だってうだうだ想ってる割には多分連絡を取ることを辞めているし、そうなれば疎遠になるわな。

うだうだしてる感じも、分かるんだよなぁ…。

あと、技術的なこと言えば、音使いが上手いなって思った。

虫の声がやけにでっかく聞こえる描写だったり、One more time,One more chanceが途切れ途切れ聞こえたり、映像もさる事ながら、音響面でも色々考えられてるんだなーと。

そんなとこかな！今度は「言の葉の庭」でも見てみようー。