変な夢

私はいつも通りベッドに入り眠る。
夢で私は何かトラブルに見舞われていて、困っている。
優しく手を差し伸べてくれた名前も顔も知らない優しい同級生の女友達。その横には亡くなったはずの男友達もいる。女友達は彼のことを認識しておらず別の人として認識している。
私たちは小さな4人用のゴンドラにおり、真ん中にはテーブルがあって談笑しながら何かを待っているような、もしくは何かから隠れているようなそんな感じでいる。
私は彼が亡くなったことを理解しており、最後のチャンスとばかりに目に焼き付ける。
なぜ、彼がここにいるのだろう。疑問に思っているといつのまにか地上に降りていて、暑い中、アスファルトの坂道を歩いている。右側には山、左側には小さな花が咲いていて小さな商店や病院がある。
彼は私と一緒に歩いており、私達は一緒に病院に入る。
私は体調が悪いとは感じていなかったが39.8度の熱。医者は心因性のものだと診断。私は調子が悪いのは11日からだと言っており、10日は友人が亡くなった日となっているのである。その間中彼は別人として私の付き添いでいるが私はそれが彼であると理解しているのである。
外に出た瞬間私は仰向けに倒れてしまう。そんな私を彼が支えてくれる。彼は困った顔をしながら何かを言っている。
私は起き上がり彼に抱きつきなぜ早く逝ってしまったのかと責める。
そして近くにあった小さな池とそのそばのウッドデッキに彼を導きながら話し続ける。
ウッドデッキに着くと彼と私は向かい合う。彼は優しい目で私を見ながらそのままだんだん薄くなり消えてしまう。


そこでハッと目が覚めた。というか私は号泣していたのだ。

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