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呑みながら日記。

これを書いている今わたしは一人でHUBで飲んでいる。
外で一人で飲むことってほとんどないので、新鮮だ。つまみを独り占めできるというのはなかなか良い。つまみを三品も食べてしまった。コンビーフリエットというのが美味しかった。

ただ土曜日の夜のHUBは盛り上がっていて、それなりに騒がしいので本を読むには向いてないし、そうすると話す相手もいないのでSNSをのぞいたりするくらいしかやることがないけどそれもすぐに飽きる。(ので先月一度も更新しなかったことを反省しているのでnoteを書く。)

HUBには二つある、スポーツ観戦ができる(主にサッカーだけど今日は、というかここは野球の試合が映っている)HUBと、UKロックのPVやライブ映像が延々流れるHUBだ。いや正確にはUKロックに関わらないかもしれないが、やはりそこはイギリスパブを意識した店だからかUKロックが多いイメージがある。

わたしが初めて行ったHUBは後者の方だっだと思うけれど、全体的にはスポーツ観戦の方が多い気がする。 上野駅の近くに音楽のほうのHUBがあったはず。

わたしはスポーツがさっぱりなので、音楽が流れてればいいのに、と思ってしまう。そういえば最近ブラーのアルバムタイトルをタイトルにした映画の予告を見たけれど面白いのかな。わたしは90年代のUKロックが好きだ。プライマル・スクリーム、ブラー、オアシス、ティーンエイジ・ファンクラブ、ライド、マイブラッディ・バレンタイン、ベル&セバスチャン…
90年代USインディーズも好きで、というかニルヴァーナが好きだったのでむしろそっちから入ったのだけど、ダイナソーJR、ソニック・ユース、マッドハニー、スマッシング・パンプキンズ…そういえばスマパンの新曲がこないだラジオで流れていて、よかったんだよな。買おうか、それともApple Musicで入れちゃうか。

Apple Musicは便利だ。今までちゃんと聞いてなかったけど気になってたアーティストをサクッとがっつり聞けてしまう。最近はわたしはスピリチュアライズドに対してなぜか勝手にエレクトロぽい音楽なのかと思い込んでいたけど、全く違ってとても好みなことを発見してしまった。随分気づくのが遅かった。

だけどそんなこんなで最近CDを漁らなくなってしまった悲しさもある。お金がないのもあるし、近くにタワーレコードがないのだ…ディスクユニオンは近くにあるのに最近行けていない。

「Apple Musicで聞けるならべつにそれでよくない?」という人もいるだろう。もちろんそうなのだけど、物として持っときたいというコレクター心と、あと歌詞カードがあるのはもちろん、ライナーノーツを読むのが好き、というのがある。

ライナーノーツは本でいうと最後についてる書評みたいな感じで、音楽雑誌をわざわざ買わなくても、そのアーティストがこのアルバムを出すに当たってどんな道のりをたどってきたのか書かれていたり、インタビューの抜粋が載っていたりする。そしてその中で、そのアーティストに影響を与えたアーティストや、周辺の交遊のあるアーティストの名前が出てきて、オッじゃあ次はこれを聞こうかな、なんて思ったりする。

時にはクレイジーなライナーノーツに出くわすこともあって、今まで一番クレイジーだなと思ったのはエドウィン・コリンズ(元オレンジ・ジュース)のゴージャス・ジョージというアルバムのライナーだ。もう、ライナー書いてるライターがエドウィンのファンすぎて、完全にオタクの個人ブログみたいになってるのが面白い。「エドウィンが来日してた時に来てたアニエスのボーダーTシャツ見つけて思わず買っちゃった!」みたいなかなりどうでもいい情報が書いてあってウケる。(時代的にもジャンル的にもオザケンファン的な熱っぽさを感じる。小山田圭吾のインタビューもついてたきがする。)
でもそういう、ミーハー心、わたしにはわかる。わかるよ、だってボビー・ギレスピーの着てる服のブランド特定して同じ服欲しいなと思って探したことあるもの。色違いは見つけたけど。買わなかったけど。

なんなんだろうね、そういうミーハー心。ボビーと同じ服きてどうすんのって話だし。どうもしないんだけど。恥ずかしくてライブには着ていけないと思うし。でも同じポーズして写真は撮りたいかな、記念として…(いや、でも普通にお洒落で可愛いウエスタンシャツだったんだよね、というのはさておき)

でもオタクってそういうものだよね、愛しすぎて少々ズレたポイントにも熱を上げてしまうというか。少々酔ってるのでうまい言葉が見つからないけど。さて、酔っ払って知らないおじさんにプライマルスクリームおよびボビーについて語り始める(経験あり)前にそろそろおうちに帰ろうかな。

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