特性に縛られず自分らしく生きる~そこには特別視も偏見もない~
みなさんこんにちは!
卒業前に運転免許を取るために教習所に通い始めたななみです。
第8期が始まりましたね。
今回から講義が始まります!
今回は1月15日(月)に実施された、第2回目の講義をお届けします!
アーカイブもぜひご視聴ください。
第2回講義の講師はこの方です!
講師紹介
今回のテーマは、『ダブルマイノリティの僕が自分らしくいられた理由とは』です。
さっそくアラタ先生から「聴覚障がいって聞くとどんなイメージを持ちますか?」と問いかけられました。
みなさんも、補聴器をつけている、手話で会話をしているというイメージがあるのではないでしょうか。
ろう者の世界を知ろう
聴覚障がいには3つのタイプがあります。
アラタ先生は『感音性難聴』で、音として認識できたとしても、その内容を聞き取ることができないそうです。
難聴であることがわかったのは2歳の時。
幼稚園で先生の呼びかけに応答しないことが数回あったため、病院に行ったところ判明しました。
小学校3年生までは通常校に通っていたアラタ先生。
その時は、ノートに絵を描いたり、他愛ない言葉を書き合ったりしてやり取りをしていました。
ほとんど筆談で周りに助けられている状況に対して、これからもこのままでいいのか疑問に思ったアラタ先生。
自分でいろいろ情報得たいと思い、小学校4年生の時にろう学校に転校しました。
ろう学校に転校して一番変化したことは、手話という手段を使って、自分で知りたい情報を知ることができることだったそうです。
アラタ先生は手話と口話を使ってコミュニケーションを取っています。
聴覚障がいを持っている方のコミュニケーションの取り方は、大きくわけて2つあります。
口話を使うことで、聞こえると勘違いされることもあるそうですが、アラタ先生は健聴者とコミュニケーションを取る上での妥協点として、口話を使っています。
一方で、耳が聞こえないんだとわかってもらえるため声をあえて使わない人や、自分がろう者であるというアイデンティティとして使わない人もいるそうです。
アラタ先生の話からは、さまざまな手段を使いながら、コミュニケーションを楽しんでいることが伝わってきます。
ここで一つ、エピソードが紹介されました。
アラタ先生がろう学校でできた友だちと遊ぶ約束をした時のことです。
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