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【笑いを教室に!】はみだしてなんぼでしょ!【落語×個生】

みなさんこんにちは!26歳になった道民のひよです!

しばらく履いていなかった冬靴を履いて、雪道をざくざく歩くと、浸水しました。

凍傷にならなくて良かった……。

新しい靴には、これでもかというほど防水スプレーを振りかけました。

でも、防水スプレーって定期的にやらないとダメなんでしょうね。
定期のタイミングがわかりません。

さて、今回の講師はもあふる初の「落語教育家」である楽亭じゅげむ先生!

楽しい落語の話も聞けるので、ぜひアーカイブもお忘れなく!

それでは今回も最後までお付き合いください!

登壇者

楽亭 じゅげむ 先生
一般社団法人Lauqhter代表理事・落語教育家
・元小学校教諭

「やっちゃった~」×「あったかい笑い」=落語

みなさんは、落語って聞いたことありますか?私は一度だけ。

落語普及活動の一環で、英語で落語を聞いたことがあります。

……たしか、目的地に急いだ俥屋さんが最後は天国まで連れてってしまう……みたいなオチがあったような。

語り手が、扇子と手拭いなどのちょっとした小道具を使い、あらゆる人を一人で演じ切る伝統大衆芸能

そんな落語の起源は江戸時代

お坊さんの説法にあります。

お坊さんの説法ですから、ありがたいお話なんでしょう。

でも、興味がない人はちょっと眠いかもしれないですね。

興味のない人も、つい耳も目もかっぽじって、最後は腹を抱え、楽しく聞けたのが、落語なのではないでしょうか。

そう思うと、江戸時代から変わらず楽しめる落語ってすごいですね!

じゅげむ先生は落語のもう一つの特徴として、
「やっちゃった~」という失敗に対して、「ええやん、ええやん!」という笑いがあるといいます。

じゅげむ先生は大学卒業後、落語家ではなく小学校教諭の道に進みます。

すると、落語の笑いとは正反対の笑いがあることに気づきました。

例えば、

「あんだけ先生が言っていたのに、お前体操服忘れたの?」
「だっさーww」
みたいな。

人の失敗を指摘して、からかって。
日常的な一コマかもしれません。

ですが、言われた方は気恥ずかしいし、負い目を持つし、自信を無くします。

これは「人を傷つける笑い」です。

子どもに限らず、大人でも良くあることですが、なぜ人は「人を傷つける笑い」をするのか?

それが一般社団法人Lauqhterです。

学校では「間違ってもいいよ」とは聞きますけど(私も言いますが)、
あくまで「間違い」なんですよね。そして「正しいこと」をできるようになることを目指しますよね。

だから、間違ってもなかなか笑えない。

でも、そんな「間違い」を「ええやん!」と言って笑いに変えることができたら?

(関西の「ええやん」って「いいじゃ~ん」と「問題ないじゃん」とかのニュアンスがあると勝手に思っている私です。)

それってきっと、とっても素敵なことですよね。

それを実現するために、落語のどんなところが関わっていくのか深掘りします!

【否定せずに】「はみ出すもの」でも、なんでもええやん!

みなさんは「はみだしもの」って聞くと、どんな人を思い浮かべますか?

実習生は以下のようなことを挙げました↓

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