go over time & space...

次は、仮面ライダー電王か、特命戦隊ゴーバスターズを観ようかなあと思っていましたが、どっこい、未来戦隊タイムレンジャーを観ています。自分の気持ちにさえ、あまのじゃく。


go over time & space...

タイムレンジャーというと2000年から2001年にかけて放送されていた作品で、自分が小学校低学年の頃でした。ゴーゴーファイブ、タイムレンジャー、アバレンジャー、ハリケンジャーあたりは、当時リアルタイムでうっすらと観ていた記憶があります。

特に、タイムレンジャーのOPの”go over time & space...”という歌いだしと、それに被せるように続く”西暦3000年の未来人たちが”という語り手の言葉は、鮮明に覚えていて、この歳になって改めて観始めた時に当時の記憶が蘇りました。というわけで、当時ぼんやりとお茶の間で観ていたはずの特撮を観ようかなと思って観始めた次第です。

未来、選択

時間超越物というがっつりSF要素が背景にあるのが良いですね。時間保護局とか、圧縮冷凍とか、いかにもSFという設定も良いです。映像も2000年当時に思い描いていた未来像が映し出されていて、あたかも創元SF文庫の古本でも手に取っている気持ちになります(伝われ)。
それとともに、自分の未来を選択すること、明日を切り開くというシンプルなテーマが掲げられているのも好きです。

アイカツ!の映画の感想でもそんなことを書きました。

未来人がいるなら、自分の行く末は既に確定しているのか?それはあくまで、可能性の一つだと思っています。未来は現在と地続きのはずですが、そのルートは無数にあって、その分だけ未来も無数にあると思っています。自分が選択しなかった道の先には、別の自分がいると想像した方が楽しいので。

話を元に戻して、タイムレッド(タツヤ)は、御曹司でありながら、親の敷いたレールに乗っていくことを嫌い、自分の選択をしていく。未来人である他のタイムレンジャーは、ロンダーズファミリーを逮捕するという任務を全うしつつ、タツヤに感化されていく。いつもいつも、特撮作品をみるときは、ぼんやりとした情報しかもっていなくて、それが功を奏して作品にハマっていくので、今回もそのパターンだなと思っています。

終わりに

まだまだ序盤なので、今後どのように展開していくのか楽しみです。未来人が来たということは、やがて元の時代に戻る展開もあるということ。それまでにどんなドラマが描かれているのか。小林靖子さんがメインライターを務めているとあって、尚の事気になります。

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