LuckyRaccoon

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LuckyRaccoon_note(ラッキーラクーン・デジタル版)。掲載されている記事・イラスト・写真・音声・動画の複写やSNS等への転載はご遠慮くださいますようお願いします。ライター・森田恭子が発行しています。 http://birth-days.tumblr.com/

マガジン

  • one more TOKYO please

    ライター・森田恭子が見てきた音楽業界、出版業界、その他もろもろ、この40年間のあれこれをめぐる『one more TOKYO please』のマガジンを作りました。2020年、《LuckyRaccoon_note》 で連載していたものをまとめ、今後、新規のnoteを追加していきます。とりとめもなく記憶のままに綴ってまいります。

  • LuckyRaccoon_note vol.3

    音楽カルチャー誌・ラッキーラクーンのデジタル版。インタビュー、エッセイのほか、紙の本にはできない動画や音声も取り入れて楽しい1冊になっています。ぜひご購読ください。なお、掲載されている記事・写真・イラスト・音声・動画の複写やSNSなどへの転写はご遠慮くださいますよう、お願いします。

  • LuckyRaccoon_note vol.4

    音楽カルチャー誌・ラッキーラクーンのデジタル版。インタビュー、エッセイのほか、紙の本にはできない動画や音声も取り入れて楽しい1冊になっています。ぜひご購読ください。なお、掲載されている記事・写真・イラスト・音声・動画の複写やSNSなどへの転写はご遠慮くださいますよう、お願いします。

  • LuckyRaccoon_note vol.1

    音楽カルチャー誌『ラッキーラクーン』のデジタル版。インタビュー記事やエッセイはもちろん、紙の本にはできない音声や動画も取り入れていければと思います。※掲載されている記事・写真・イラスト・音声の複写やSNSなどへの転写はご遠慮くださいますよう、お願いします。

  • LuckyRaccoon_note vol.2

    音楽カルチャー誌『ラッキーラクーン』デジタル版、第2号。インタビュー記事やエッセイのほか、紙の本にはできない音声や動画も取り入れて新しい形のLRを目指します。※掲載されている記事・写真・イラスト・音声の複写やSNSなどへの転写はご遠慮くださいますよう、お願いします。

最近の記事

KANくんバイバイまたね

KANくんにまつわる話をいろんな人がしている。仲の良いミュージシャン、仕事仲間、ファン、「愛は勝つ」しか知らなかったけど……という人まで、突然の報せに驚き、悲しみ、KANくんへの愛とリスペクトを伝え合っている。 私もそうしたい。そうしたいのは山々だけれど、あまりにも重たいその事実をかかえきれないでいるのと、そこで素直に言葉を繰り出そうとすると、愛とリスペクトだけでは済まないもろもろが心の中を行ったり来たりして、どうにもまとまらない。 87年のデビュー少し前あたりから、雑誌

    • シリーズ:それでは聴いてください(何なんw編)

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      • 菅原龍平が語る『雨の中の涙のように』

        実に10年余りという膨大な月日を経て、天才・菅原龍平が遂に放つニューアルバム『雨の中の涙のように』は、これまで彼が体験し吸収した音楽の影響を素直に受け継ぐ姿勢は変わらずとも、どこか達観した視線が特徴的だった歌詞には、時おり堪えきれない感情をその形のまま 吐露するような場面も訪れ、まるで分厚い書物のような深みを感じる出来栄えである。ライブでよく歌われている「タンデム」、雄弁な歌唱が印象的な「大粒の涙」、ラジオ番組の企画から生まれた、彼の優れたスペックを如実に物語る「悪意のお月様

        • ありがとう2022年

          2022年が暮れ、2023年ももう3日です。年末に大掃除をして、新しい棚を購入するも組み立て方を間違えて四苦八苦、疲れ果てて大晦日、テレビと動画サイトを行ったり来たり、寝たり食べたり、あっちゅーまですわ。 けれども、2022年は私にとって、とても長く感じた1年でした。『歌々の棲家 named Mr.Children』(ソニー・ミュージックソリューションズ刊)から始まり、11月に発行したラッキーラクーン49号まで、とにかく原稿をいっぱい書きました。 KANくんの歌詞集『きむ

        KANくんバイバイまたね

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        • one more TOKYO please
          6本
          ¥1,000
        • LuckyRaccoon_note vol.3
          13本
          ¥600
        • LuckyRaccoon_note vol.4
          13本
          ¥600
        • LuckyRaccoon_note vol.1
          12本
          ¥600
        • LuckyRaccoon_note vol.2
          11本
          ¥600
        • LuckyRaccoon_note vol.0
          6本

        記事

          C-C-Bのこと(2022年の暮れに)

          80年代初期、PATi▶︎PATiという雑誌の編集部に籍を置くことになり、最初は新人アーティストの担当(当時のバービーボーイズ、TM NETWORK、LOOKなど)として悪戦苦闘していた、という話は前にも書きましたが。 当時は編集という仕事の何たるかも把握しきれていないまま現場に投げ出されて、雑誌を作るほうも、そして雑誌に載る側も手探り状態。インタビューの内容も撮影のコンセプトもライブハウス叩き上げのバンドに、パチパチのポップな世界観はどうにも理解し難いらしく、機嫌が悪い人

          C-C-Bのこと(2022年の暮れに)

          LuckyRaccoon49_もうひとつの編集後記

          1年10ヶ月ぶりに発行した49号、多くの人に手に取っていただき嬉しいかぎりです。ありがとうございます。 ちょっとエゴサとかもしてみたりして、ふむふむ、そうか、なるほどなるほど、ほぅ、わかってくれてる♪ ええ〜そこ?……などと一喜一憂、楽しく読ませてもらっています。 でもね、やっぱりというか当然というか、いつものあのページがないことに誰も気がついていません。 ま、いんですけど。 《ラッキーラクーンの12の質問》です。食べ物の好き嫌いや、お気に入りの映画や、座右の銘など

          LuckyRaccoon49_もうひとつの編集後記

          海岸通りの岡本さんへ

          2013年夏、私は生まれ育った東京を離れ、広島県は尾道市に移住してきました。東京の喧騒に疲れ果て……というわけではないけれど、あるとき旅行で訪れた尾道の、駅を降りたらすぐ目の前に横たわる静かな尾道水道や、都会でも田舎でもない独特の穏やかな空気感に惹かれて、ここで静かに暮らすのもいいなぁ、と、具体的なプランがあったわけではないまま、この地に住みついたのでした。 けれど、絵に描いたような素朴な暮らしがそう簡単に手に入るはずはなく、日常生活もさることながら、自分で作っている冊子や

          海岸通りの岡本さんへ

          バービーボーイズと私

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          初取材、パチパチ、チェッカーズ!

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          行きたい場所があったはず

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          はじめのいっぽ

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          heaの『Salamat』が素晴らしい件

          heaというバンドを知っていますか? フィリピンと日本のハーフの兄弟・アーヴィンくんとアキトくん(vo, g)、D.O.Iちゃん(dr)、そして真城めぐみさん(cho)という、環境も世代もバラバラな、けれどひとたび音を奏でれば凛と香り立つような美しい歌が流れてきます。 真城さんはご存じヒックスヴィル、ジョンB & ザ・ドーナッツ! のメンバーで、近年は田島貴男さんのコーラスをはじめ数多のユニットやグループで活動中の、ダイナミックで繊細な美しい歌声の持ち主です。私が初めてhe

          heaの『Salamat』が素晴らしい件

          和田唱、瑞々しき夏の始まり

          TRICERATOPS tour 2022 "Unite / Divide" 3公演目となる6月18日、福岡・スカラエスパシオにてライブを拝見。ここ2年あまりは配信ライブをたびたび観ていたけれど、生のステージは久しぶり。さらに今回はニューアルバムを提げて行なわれる久々のツアーということで期待は高まる。これまでの作品とは一線を画すシリアスなロックがどう展開されるのか? 今のTRICERATOPSのコンディションは? 観客とのコミュニケーションは? それらすべて、想像を超える結果

          和田唱、瑞々しき夏の始まり

          こんにちワジオ #5(後半)2021年上半期いろいろベスト3

          ながら聴きにピッタリ!『こんにちワジオ』第5回後半は「2021年上半期いろいろベスト3」。食べもの飲みもの、お笑い芸人さん、映画やドラマなど映像作品、3つのジャンルのベスト3をお届けします。くしくも2人が絶賛するアニメとは!? 菅原龍平が今もっとも焦がれる女優さんとは……!?

          こんにちワジオ #5(後半)2021年上半期いろいろベスト3

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          こんにちワジオ #5(前半)近況報告編

          半年ぶり!第5回目となる『こんにちワジオ』は、2021年上半期のあれこれを前後編に分けてお送りします。まずは二人の近況報告から。今回も"ながら聴き"にピッタリな『こんにちワジオ』お楽しみください〜。

          こんにちワジオ #5(前半)近況報告編

          こんにちワジオ #5(前半)近況報告編

          映画『逆光』パンフレット:編集後記

          7月17日、我が街唯一の映画館「シネマ尾道」で、映画『逆光』がいよいよ封切りとなった。 スクリーンに鮮やかに浮かび上がる、尾道の繊細なひと夏に改めて感動を覚えた。それまで資料としてPCで観ていたものと比べ、色といい音といい、臨場感が増していて、山の木漏れ日も、海の泡たちも、瑞々しく心に降り注ぎ、その中で交錯する若者たちの無防備な感性に、何度も息を凝らすのだった。 上映後は須藤監督、渡辺あやさんによる舞台挨拶。監督が感極まって声を詰まらせる場面もあった。本編のみならず、関連

          映画『逆光』パンフレット:編集後記