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チャレンジングな場が、人を育てる

今日の話は、「少し背伸びしてトライしてみる」と経験値以外にも何か身に付くよ、ってお話。

その昔、先輩が結婚するって言うので、披露宴にお招き頂いたのだが、その時に「余興ムービーつくってくれないか?」とお願いされた。

よくよく話をきいてみると、「今どきの若い子は、そういう事を頼んでも、あまり完成度高くないし、”これぞ余興!”というのを先輩としてみせてくんないか!?」との事。

あまり動画なんてつくったことなかったんだけど、まぁ、やってみても良いか、なんて思ってトライしてみました。

最近は、Youtube あたりをさがすと、余興の参考になるものがたくさんあるので、手探りの敷居自体が下がってるのが羨ましい(^^;当時は、周りと相談したり、CMみたりしながら考えました。

クオリティをそれなりにしようとおもってAdobe Premiereを使ったり、プロジェクタ使ったり。

いざやってみると これが難しいもので、たとえばポッキーのCM(当時は新垣結衣さんが出てたやつ)をまねしてみよう、とおもうと、クロマキーで動画合成する必要があるけど、背景画像なんてCMからもってこれないからつくらなきゃいけない。

Shade 3Dをつかって、カメラの位置を設定しながら書き出してそこから合成したりして。

どうしても完成させなきゃいけないし、人前に晒す事を考えると完成度をあげなきゃいけないし、先輩の面子ってのもあるし。そう考えると あまり手を抜けないわけです(笑)

たぶん、程よいプレッシャーと期限感、そして
ちょっと手を伸ばせば何とかなりそうな「少し高いハードル」これがあれば、乗り越えるときに経験値と同時にさまざまなスキルが身に付く、ということのようです。

結果、無事披露出来たわけですが、その後何度か依頼があって、こなすのも大変だし、ハードルが下がってしまったので、「次世代を育てることにしよう」とハードルを設定して、編集出来る子も育ててきました。

一緒にやってきた子も、Premiereを使えるようになったし、トータルで10件ぐらいは仕事引き受けたかな(^^;

今はその辺の仕事は次世代の子たちにパスして、新たな趣味として写真→アルバム製版までをしてます。

写真の仕上がりって奥深くて、プロにはかないませんがそれっぽい仕上がりにできるようになってきました。

今度はRAWデータの現像とか、色相環プレート使った色合わせとかいろいろトライしてみたいなぁ、なんて思ってます。できそうなのに難しい、ちょっとハードルの高い趣味です(笑)
(ちょっとお金かかるよね^^; )

ってなわけで、趣味にせよ仕事にせよ、ケガしない程度のちょっと高いハードルに手を伸ばしてみてはいかがでしょう?

開発したり研究したりするのに時間と費用がとてもかかるので、頂いたお気持ちはその費用に補填させていただきます。