家族留学に行ってきた話

こんにちは。
勝手に「思考の整理やさん」を名乗っています、森田です。

先週の日曜、株式会社manmaのサービスを利用して、家族留学に行ってきました。
(※manmaの家族留学についてはこちらから

とても簡単に言えば、ある家族の休日にお邪魔して、子育てとは結婚とは何たるかを知り、考えようという個人的な取り組みです。

1. 家族留学に参加した背景
2. 参加中の話と気づき
3. まとめ

をしっかり残しておいて、何なら伝えてしまおうと思い立ち、記念すべきnote初投稿です。

--------------------------

【参加した背景】

突然ですが、自分は必ず育休を取ります。もう決定事項です。何としてでも取ります。
理由は色々あるんですが、もはやここは直感で、自分の人生にとって大事な期間になることが確信しているからです。

例えば、

ーー「君を幸せにするよ」
(パカッ)(結婚指輪を見せる)
「わあ、ありがとう!」

となっても、

ーー「じゃあ、君は僕のために家庭に入って、子育てをしてくれ」

なんてその後言うような人がパートナーを本当に幸せにできるかと、いやそんなわけがないと。
お互いにとって、どのような関係性や役割分担で家庭を作っていくのが良いかを考えられなければ、無責任になってしまうなと思います。
無論、そこに男性の育児休暇という選択肢が入らないわけがないなと考えていました。

ただ実際のところ、そこまで深くは考えられていなかったんです。
そんな中、同じようなことを考える友人と話した際に言われた一言が、自分の中では大きな気付きを生みました。

「子供2人目、3人目生まれたらどーすんの?」

育休、というと勝手にだいたい1年くらいをイメージしていたけれど、それを果たして2回も3回もできるのか?
自分のキャリアが2,3回止まるってどういうことなのか?
結婚はいつしている想定なのか?
(ここでそもそも結婚できるのか?と疑問に思った私の親しい友人たちは一回寝てください。)

と、色々な疑問が沸き起こったのです。
(一瞬にして、「う、うわあ、、、」くらいしか言葉が出てこないボキャ貧と化したのは言うまでもない)

短いながらも、夏にこんな会話をした時から、何となくもやもやしていたところ、耳には挟んでいたmanmaのことをそういえばと思い出し、今に至るというわけでした。

--------------------------

【参加してみて】

さて、いざ家族留学に参加してきたわけなんですが、1日の内容自体は本当に面白く伝えるのが難しい。
なぜかといえば、お母さんと話して、お父さんと話して、ちびっこ(娘)と遊んで、ちびっこ(息子)とプラレールしただけの1日だったからです。
特にハプニングもなく、まさに「とある家族の日常」という感じかと思います。

ただ、それは自分にとっては特別なことでした。
生まれてこのかた実家暮らし21年の自分にとって、森田家以外の「とある家族の日常」を知る機会などありません
1日通して、ご両親やお子さんと触れ合い話し合う中で得た気付きがたくさんありました。

「将来はオープンな家族を作りたい」

今回訪問させていただいたお宅はフルタイムの共働き、夕方お迎えのために毎日早く帰ることは難しいとのこと。
親や親戚などを頼ることもあるそうです。ただ小さな子供は元気すぎるので(笑)、体力的に難しい面もあります。

そこで、2人目のお子さんができてからは積極的にベビーシッターを活用されているとお伺いしました。今ではお迎えまでお願いしているそうです。
ここで肝心だとおっしゃっていたのは、「結局どこまで諦められるか」
何ができなくて、アウトソースするべきなのかを一つ一つ考え、ご両親それぞれの考えの元、その家庭にとってのベストを探していくのが大事だと感じます。
人は一人で生きていけないとはよく言われますが、同じように家族も、その家族(ここでは核家族)だけでは生きていけないと切に感じました。
だからこそ、オープンマインドを持って周囲に助けてもらうことが大切だと思いました。

「結婚はパートナーシップ契約であり合意形成」

今回お伺いしたお宅のご両親は、自分がいる前でも死刑制度について熱く議論されるほど、喧嘩ではなく意見をぶつけ合える方々でした。
恋愛のようにお互いを知るためにするのではなく、結婚は互いに生活感や金銭感覚を共有できるパートナーとの合意形成であると、いい意味でドライな考え方をできると上手くいくのではないかと思いました。

「子育ては壮大なプロジェクトであり、関係者の協力が不可欠」

結婚と同じく、いえ特に子育ては、よく考えるとプロジェクト感が強いと思います。
子供が生まれるということは、約20年の壮大な子育てプロジェクトの始まりと言えるのかもしれません。

その中で結局誰がPM(project manager)になるのかと言うと、結局女性なのだとご両親はおっしゃっていました。
これは、もちろん夫婦間での合意形成によるべきだと思います。
ただし現実問題として、職場環境や同僚の理解のことを考えると、まだまだ男性が育児のために早退や欠勤をすることに対して抵抗があることは疑いようがなく、結果的に女性側がこのポジションになってしまう。

とても長い目で解決しようとすることが求められる問題だと感じました。

--------------------------

【まとめ】

とか言っても多分まとまりません。笑
今回を機に、更にこの先の人生に関して考えたり情報を集めたりしていこうと思っています。

ということで最後にまとめに代えて。

午前中だけ、家族留学に記者さんがいらっしゃいました。その記者さんから、こんな質問を頂きました。

「何でそんなに早くお子さんと打ち解けられるんですか?何かコツでもあるんですか?」
(確かに朝会ってから比較的すぐお子さんとは仲良くなれました、嬉しいことに)

ここはまだ仮説でしかないんですが、
普段から、「相手が〇〇という属性だからこう接する」のような一種のレッテル貼りのようなことをしないように心がけているからなのかもしれないなと思いました。

子供相手でも自分の視座や態度を別に変えているわけではなかったなと。
結構純粋に遊びも楽しんでいたところがありました、特にプラレールとか。笑

自分がどうありたいか?だけ最近はめっちゃ考えているので、自然とできたことかもしれないなと思います。そうすれば自然と、相手の在り姿にも等身大で接することができるような気がしています。

--------------------------

改めて本当に家族留学は貴重な機会でした。
ぜひこれを最後まで読んでくださったみなさんにも参加していただきたいと思います。

最後に、このような貴重な機会を提供してくださった株式会社manmaの皆様と、受け入れてくださったご家族に感謝します。ありがとうございました。

森田


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?