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読書記録:【超AI時代の生存戦略 落合陽一】100年後の子どもは平成の生活を想像できない

てっきり落合陽一先生の書籍は読んでたと思ってたけど、どうやら初めてだったらしい。
そして大変おもしろかった。
読んでる途中で「これは語りたい!」という衝動に耐えられず、精読系の読書会を開くことを決めてしまった。
読書会の開催経験ないのに…。

※紙の本で読んでいたので引用が適当です。ごめんなさい。

未来の子どもたちは想像できない

今言われているシンギュラリティはつまりは、歴史上で言うところの産業革命なんだろう。起これば劇的に生活が変わる。
というより、現在進行形で変わっている。わたしがインターネットに触れたのは小学校2年生くらい?ポケモンかテリーのワンダーランドがきっかけだった。
そのあとはチャットにはまり、タイピングが早くなった。
そして最初にスマホを買ったのは大学生のときだ。


それから10年弱。こんなに不可欠なものになるとは考えもしなかった。
AIが生活に入り込むのもそれくらい自然に行われるのだろう。
想像がつかないけれど、それがない生活が想像できない日常がやってくる。
今は変化の真っ最中で、本当にAIが人間の能力を超える、AIが精神性を持つという一点をいつ突破するかというだけなのか。


100年後の子どもたちは、絶対スマホのない時代、AIのない時代の暮らしが想像できない。それくらい生活に密接して、根が深い話なんだ。

クリエイティブな仕事は淘汰される

読んでいて面白かったのは、「AI時代は人間らしさが重要だ!クリエイティブに生きよう!」という考えに落合さんがわりと否定的なことだ。
否定的というよりは懐疑的って感じだろうか?
そもそもの問題として、AI・ディープラーニングの発展は、「人間とはそもそも何なのか?」という人間自身の定義に疑問を投げかけている。
AIはどんどん人間的な精神性を持っていくし、事務作業的なことは圧倒的に機械に勝てない。
実際、すでに何年も前にAIに小説を書かせる実験もあるし、絵や音楽も作らせているだろう。
落合さんは、「人間とはこうあるべきという”べき論”で語らないことが重要」としている。
これからは人の定義が本当に変わる時代なんだろう。

じゃあ、これからの”人間”はどう生きていくのだろうか?
おそらく自分のことをより深く知っている人間が楽しく生きられる時代になる。
「趣味性は生まれ持った肉体に紐付いている」「コンピュータには趣味性がない」
ということからも自己を知ること、自分の意見を持つことが求められるのだと思う。

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もう少しいろいろ考えたこともあったが、とりとめも無さ過ぎたのでとりあえずここまで。
再読したとき、読書会のあとにまたまとめるかも。


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