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ikkonzome

この色を見て、ステキな色だと思った。
昨日紹介した桜色がこの色かなと思うけれど、
花ひとつ見ると、こんなに濃いかな?
花ひとつひとつがまとまると、このような色だなと感じた。


『iro-shiori ~色栞~ Day32』

本日の色は、『ikkonzome(一斤染、いっこんぞめ)』 です。

淡い、ステキな色だな・・・😌

一斤染は平安時代からあり、
紅花600gで、絹一疋(絹布2反)を染めた色名です。

紅花から抽出された色は、誰でも使える色ではなく、
身分の高い人のみ許された色で、
誰でも使える色が、この一斤染の色。

一斤染の色を境に、それ以上濃い色になると、禁色(きんじき)と言われ、
天皇の許可がない限り、着ることは禁止されており、
一斤染含め淡い色は、許色・聴色(両方とも、”ゆるしいろ”という)と言われ、
庶民も身につけられる色だったそうです。

もともとの色(紅色)から、当時の庶民が
身近にとりいれる色(一斤染)になるまで、
どのような背景があったのかが気になります。

当時の人になって、一緒に一斤染の着物を
着てみたいなと思いました😌

明日の色もお楽しみに!

🌻1日1日をHappyに🌻

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