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外星通訳一族、”AKIMOTO”13

   

    『おいしいものを食べましょう?もちろん私とね!!』

————ウルスの民 次期首長候補 キャスティナ・ロンゴの企み————



————秋元邸 庭

【誠児、準備はできたかし……なにソレ、『ぱらしゅーと』?どういうものなの?】
【落ちたときに備えた装備です。】
【落ちないから要らないわよ?脱いで。】
【絶対嫌です。】
【逆に危ないのよ、脱いで。】
【ええ……。】
 
 俺は、庭でキャスティナ姫と【会話】をしていた。
声は発せず、ただ【感覚での会話】をしていた。
 だがこれは譲れないことだ。彼女は高速で飛び、それに俺もついて行く、というか連れていかれるわけだ。もしも落ちたらどうすんだよ。彼女は無事でも、俺はただの限定的なテレパシーを使える”だけ”の人間だぞ?地面はおろか、海面に叩きつけられるだけでも死にかねない。

【私といれば問題ないわよ?誠児、脱いで。】
【理由を、具体的な理由をお聞かせ願いたく!!】
【私があなたを掴んでおかないといけないからです。直接。】
【…………俺、本当に抱えられてくんですか!?】
【そうよ?嬉しいでしょ!】

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私は現金な人間なのでしょう。お金をもらえると嬉しいとおもい、モチベーションが異様に上がります。そうするとどうなるか。書きます。異様に書きます。つまり続きます。 作品の完結には、皆さまのご助力も、私は必要としています。余裕があるときにだけでいいので、補助を宜しくお願いいたします。